ヤンマーアグリ、大規模経営向けフラッグシップトラクター「YT4S/5Sシリーズ」発売

・高出力エンジンとRTK-GNSS直進アシストで高効率・高精度作業を実現

ヤンマーアグリ(岡山県岡山市)は5月21日、農地の集約化や人手不足に対応する大規模経営向けトラクターの新シリーズ「YT4S/5Sシリーズ」(4型式)を2026年6月1日より発売すると発表した。

近年、農業分野では経営規模の拡大が進む一方で、就農者減少・高齢化による労働力不足が深刻化しており、大型機械による高効率作業と、安定した高精度作業へのニーズが強まっている。同シリーズは、YTトラクターのフラッグシップモデルとして位置づけられ、大規模農地や農業法人向けに開発された。

■主な特長

  1. 強靭なパワーソース
    最上位モデルの「YT5114S」には、最高出力114PSのハイパワー・低燃費コモンレールエンジンを搭載。粘りのある特性を発揮し、重負荷のけん引作業や耕うん作業、超低速の掘り取り作業まで幅広い場面で安定した性能を維持する。また、最大油圧揚力4,500kgfの余裕あるリフト性能により、重量級大型インプルメントの装着時でも安定した作業が可能だ。
  2. 作業効率を高める独自の無段変速トランスミッション「I-HMT」
    ヤンマー独自開発の「I-HMT」を全機種に採用。作業内容やほ場条件に合わせて最適な速度を無段階で選択でき、変速時のショックを排除することで作業の均一性と美しい仕上がりを両立させる。伝達効率の高さも特筆すべき点だ。
  3. 高精度RTK-GNSS直進アシスト(G仕様)
    RTK-GNSSを標準搭載した自動操舵システムにより、誤差±2~3cmの高精度直進作業を実現。播種作業など特に精度が求められる作業で効果を発揮する。
    さらに、直進作業後の旋回時にハンドルを切るだけで作業機が自動上昇し、旋回後に作業機を下げるだけで直進アシストが自動ONとなる連動機能により、オペレーターの負担を大幅に軽減。ハンドル操作に集中できる環境を提供する。
  4. 安全性と快適性を追求した新デザインと装備
    ヤンマーのブランドアイデンティティである「Y」をモチーフにした新フロントデザインを採用。高輝度拡散型LED作業灯により夜間・早朝の視認性を大幅に向上させたほか、テレスコ機能付き大型2段バックミラー、シートベルトリマインダー、PTOインターロック機構など、安全装備も充実している。

■商品概要

  • 商品名:YT488S / YT498S / YT4104S / YT5114S
  • 発売日:2026年6月1日(月)
  • 希望小売価格:13,013,000円 ~ 18,249,000円(税込)

詳細は商品紹介ページ(https://www.yanmar.com/jp/agri/products/tractor/yt488s_yt498s_yt4104s_yt5114s/)で確認できる。

ヤンマーアグリは、本シリーズを通じて大規模経営の生産性向上とオペレーターの負担軽減を支援し、持続可能な農業の発展に貢献していく方針。

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