鍛圧機械、26年5月の受注は60.1%増の412.1億円

日本鍛圧機械工業会は6月9日、2026年5月の鍛圧機械受注実績を発表した。受注総額は412.1億円で、前年同月比60.1%増と大幅に伸長した。プレス系機械とサービス系が前年を上回る一方、板金系機械はわずかに前年割れとなった。地政学リスクは依然として残るものの、プレス系では南アジア向け大型プレス案件が寄与し、全体受注を押し上げた。板金系は国内が弱含んだ一方で輸出が回復し、サービス系は国内需要が堅調に推移した。

機種別では、プレス系機械が234.6億円で前年同月比3.1倍と大幅増となった。小型プレスが58.3%増、フォーミングが93.8%増となったほか、大型プレスは約10倍、超大型プレスは約4倍、周辺装置は約2倍と幅広い機種で受注が拡大した。

板金系機械は93.0億円で同1.2%減となった。パンチングは1.6%増、レーザ・プラズマは0.4%増と前年を上回ったものの、ブレーキ・シャーは9.0%減となった。サービス系は84.5億円で同4.9%増となり、堅調な推移を維持した。

国内受注は90.9億円で同16.7%増となった。業種別では、輸送機械向けが2.1倍、金属向けが20.0%増、鉄鋼向けが8.0%増、電気向けが0.7%増となった一方、一般機械向けは27.4%減となった。

輸出受注は236.7億円で同2.4倍となった。地域別では、インド向けが17.3倍と大幅に伸長したほか、中国向けが2倍、北米向けが58.2%増、欧州向けが13.9%増、韓国・台湾向けが16.4%増となった。一方、東南アジア向けは68.6%減と大きく落ち込んだ。

同工業会では、地政学リスクが完全には解消していないものの、大型案件や輸出回復が全体受注を押し上げたとしている。

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