徐工、アンゴラで道路建設機械100台超を一括納入、過去10年で最大規模の一般建機受注を獲得

徐工(XCMG):2026年6月10日

中国の建設機械大手、徐工(XCMG)はこのほど、アンゴラの大手建設会社向けに100台超の道路施工機械を納入したと発表した。納入された機械は同国の主要道路建設プロジェクトに投入される。今回の案件は、アンゴラにおける過去10年間で最大規模の一般建設機械調達案件であり、同国で初めて全工程をカバーする道路施工向けトータルソリューションが導入された事例となる。

今回の納入では、岩石破砕、土工、道路舗装までを一貫して対応できる道路施工機械一式を供給した。設備には、移動式破砕プラント(Mobile Crusher Station)や固定式破砕プラント(Fixed Crusher Station)などの新製品も含まれており、これらはアンゴラ市場への初の大規模導入となる。

同社によると、これらの機械は現地市場で不足していた機種を補完するとともに、今後のインフラ整備プロジェクトに対して効率的かつ包括的な施工体制を提供する。

アンゴラはアフリカ有数の発展途上国であり、現在は道路や公共インフラの復旧・新設が重要課題となっている。徐工は長年にわたりアフリカ市場を重点地域として事業展開しており、現地展示会への継続的な出展やサービスネットワークの構築を進めてきた。

こうした取り組みを背景に、徐工はアフリカ市場でのブランド力と市場シェアを着実に拡大しており、今回の大規模案件受注によって現地インフラ整備に対する支援体制をさらに強化した。

中国の「一帯一路」構想のもとでは、インフラ相互接続が中国・アフリカ協力の重要分野と位置付けられている。今回の道路施工機械一括納入は、アンゴラのインフラ整備を加速させるだけでなく、中国建設機械メーカーによる現地経済・社会発展への貢献を示す事例として注目される。

業界関係者は「今回の大型案件は、徐工が保有する成套化(トータルソリューション化)およびスマート建機分野での総合力を示すものだ」と評価している。また、アフリカ市場における中国製高性能建設機械への需要が引き続き拡大していることも示しているという。

今後も同様のインフラプロジェクトが進展することで、中国とアフリカの建設機械分野における協力関係は一層拡大するとみられている。

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