平田機工、26年度売上は7.3%増の949億円、27年度予想は5.4%増の1,000億円

自動車・半導体向け生産設備大手の平田機工は5月19日、2026年3月期の連結業績を発表した。売上高は949億600万円(前期比7.3%増)、営業利益は83億1,500万円(20.5%増)、経常利益は83億7,500万円(21.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は60億7,700万円(27.2%増)と、増収増益を達成した。

平田機工2025年度データ

■セグメントの状況
<自動車関連>
エンジン組立設備や車載用電子部品組立設備の大型案件を受注し、エンジンおよびインバータ関連の売上高が増加した。また、バッテリー充放電関連設備の売上高も前期から継続して底堅く推移した。この結果、売上高434億7,800万円(前期比1.0%増)、営業利益51億4,200万円(22.6%増)となった。

<半導体関連>
生成AI関連の受注が継続したことにより、ウェーハ搬送設備を中心に売上高は堅調に推移した。ただし、利益面では購入品を中心としたコスト上昇に対する価格転嫁の遅れや一部製品の保証費用の増加等により前期から減益となった。この結果、売上高361億600万円(19.6%増)、営業利益24億1,800万円(15.4%減)となった。

<その他自動省力機器>
フラットパネルディスプレイ(FPD)関連設備の生産は堅調に推移し、原価率改善により黒字転換した。この結果、売上高125億7,200万円(4.0%減)、営業利益6億6,900万円(前期は1億100万円の営業損失)となった。

■今後の見通し
同社グループが成長市場と位置付ける分野における設備投資は、地域や製品分野ごとに変動はあるものの、全体としては拡大傾向にある。自動車市場ではBEV向け投資に一部減速が見られる一方、ICEV・HEV向けは堅調。半導体市場では生成AIの急速な普及を背景にデータセンター向け投資需要が牽引し、市場拡大が続くと見込まれる。一方、地政学リスクに起因するエネルギー価格の高騰や物価上昇、為替変動等が調達コストや人件費に影響を及ぼしている。

2027年3月期の連結業績予想については、売上高1,000億円(前期比5.4%増)、営業利益90億円(8.2%増)、経常利益89億円(6.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益65億円(7.0%増)を見込んでいる。なお、業績予想は現時点で入手可能な情報に基づくものであり、実際の業績は様々な要因により異なる可能性がある。

平田機工の2026年3月期決算短信

決算説明資料