古河機械金属は4月28日、グループでロックドリル事業を担う古河ロックドリルが、ミニショベル向け大割用小型油圧圧砕機の新モデル「Vxs18」の販売を開始したと発表した。1.7~2.8トンクラスのミニショベルに対応し、狭小現場でのコンクリート構造物解体において、高い圧砕力と作業効率を実現する。
解体市場では、ビルの耐震補強工事や内装リニューアル工事の増加に伴い、低騒音で施工可能なミニショベル搭載用小型圧砕機の需要が拡大している。新モデル「Vxs18」は、こうした需要に対応するため開発したもので、狭い作業空間でもパワフルかつスピーディな解体作業を可能にし、工期短縮や施工効率向上に貢献する。
「Vxs18」は、軽量かつ高圧砕力を両立した1本シリンダタイプを採用。シンプル構造により整備性も高めた。360°フリー旋回機構を備え、あらゆる方向・角度からの作業に対応することで、コンクリート構造物解体時の操作性を向上している。
アームは最大開口幅300mmを確保。さらに中間歯を追加することで、先端歯との相乗効果による高い破砕性能を実現した。アーム根元から先端までの「ふところ長」を長く設計し、対象物へ深く入り込める形状としたことで、効率的な圧砕作業を可能にしている。加えて、鉄筋カッタを標準装備し、鉄筋切断や回収作業の迅速化にも対応する。
同社は、これまで培ってきた油圧圧砕機の技術力や品質・サービス体制を活用し、「Vxs18」を含む製品ラインアップを通じて、解体現場の安全性向上と作業効率改善を支援するとしている。
■主要諸元
モデル名称:Vxs18
取付ショベルクラス:1.7~2.8トン
質量:165kg
最大開口幅:300mm
全長:981mm
全幅:689mm
常用圧力:21MPa
鉄筋カッタ:標準装備
旋回方式:360°フリー旋回
■「Vxシリーズ」概要
Vxシリーズは、ビル解体などにおけるコンクリート構造物の圧砕を主用途とした大割用油圧圧砕機。護岸や橋脚など幅広い解体作業にも対応する。高出力の倒立型2本シリンダを採用し、クラス最大級の開口幅を確保。くさび形状の刃先とウエッジアーム構造により、対象物を包み込みながら効率的に圧砕する。
コメントを投稿するにはログインしてください。