メッツォ、アジア太平洋地域で鉱山向けレールカー・ダンパー更新案件を追加受注

・既存設備の近代化で処理能力向上、保守性改善、荷こぼれ低減を実現

メッツォ(Metso):2026年5月28日

メッツォは、アジア太平洋地域の鉱山顧客向けに、レールカー・ダンパー設備の更新・近代化案件を追加受注したと発表した。今回の受注では、新型ダンパーケージ一式の供給に加え、処理能力向上、保守性改善、荷こぼれ低減を目的とした大規模アップグレードを実施する。

受注額は1,000万ユーロ(約18.6億円、186円換算)超で、2026年第1四半期のミネラルズ部門受注に計上した。今回の案件は、同顧客からの2件目の受注となる。1件目については現在、納入プロジェクトが進行している。

カイ・ロンバーグ(Kai Rönnberg)営業・サービス担当バイスプレジデントは、「メッツォはこれまで顧客の第1レールカー・ダンパーラインの更新を実施し、長年にわたりレールカー搬送システムの保守も担ってきた。今回、2基目のダンパーライン近代化でも再び選定されたことを大変うれしく思う」とコメント。「今回の追加受注は、当社のレールカー・ダンピング技術と長期的パートナーシップに対する顧客の信頼を示すものだ」と述べた。

また、スシャンタ・ダッタ(Sushanta Dutta)バルクマテリアルハンドリング担当バイスプレジデントは、「メッツォのソリューションは、市場をリードする技術へのアクセスを可能にし、操業安全性向上、環境負荷低減、さらに優れたアフターサービス提供を実現する」と説明。「高い信頼性を維持しながら顧客の生産目標達成を支援し、長期的かつ持続可能な操業を支える」とした。

メッツォによると、同社のレールカー・ダンパー事業は1900年代初頭にさかのぼる長い歴史を持ち、ダンパー設計分野で世界的なベンチマークとなっている。高度なエンジニアリングツールを活用し、高精度かつ高品質な製造体制を構築しているという。

レールカー・ダンパーは、鉱山向けバルクマテリアルハンドリング事業の中核製品の一つで、原料の効率的かつ安定的な荷下ろしを支援する設備。メッツォは世界で8,000件超のバルクマテリアルハンドリング設備納入実績を持つ。さらに、最近実施したエムアールエー・オートメーション(MRA Automation)の買収を通じ、同分野の事業強化を進めている。

同社はアジア太平洋地域全体に広範なサービス網を展開し、顧客拠点近郊にサービスセンターを配置。設備ライフサイクル全体にわたる保守・サポート体制を構築している。

メッツォは、骨材、鉱物加工、金属精錬業界向けに持続可能技術やエンドツーエンドソリューション、サービスを提供する企業。2025年末時点の従業員数は約1万8,000人、約50カ国で事業を展開しており、2025年売上高は約53億ユーロ。フィンランド・エスポー(Espoo)に本社を置き、ナスダック・ヘルシンキ(Nasdaq Helsinki)に上場している。

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