リープヘル(Liebherr):2026年5月4日
リープヘルは5月4日、モバイル機械向けの後付け型カメラシステム「LiXplore®」シリーズを発表し、安全性と作業効率の向上に寄与するソリューションとして展開を強化すると発表した。新世代カメラ「MDC4」はアクティブ加熱レンズとフルHD画質を備え、さらにAIによる人物検知機能を組み合わせることで事故防止を支援する。
同社の「LiXplore®」カメラシステムは、リープヘル製機械(第4世代以降)に加え、他社製機械にも後付け可能な柔軟性が特徴。低温環境下でも鮮明な映像を確保する加熱レンズを採用したMDC4カメラにより、寒冷地でもウォームアップ時間を要さず迅速な稼働開始が可能となる。
冬季メンテナンス、廃棄物処理、道路清掃など、大型機械が狭い空間で稼働する用途では、周囲の状況を把握する全周視界の確保が不可欠。同システムはオペレーターの視認性を高めることで、安全性向上と作業効率改善の両立を図る。
リープヘルは10年以上にわたり、ドイツ・リンダウ(Lindau)拠点でモバイル機械および商用車向けデジタルカメラシステムを開発・製造してきた。最新のMDC4は暗所や急激な明暗変化にも対応し、安定したフルHD映像を提供。これにより作業環境の把握が容易となり、精密な操縦を支援するとともに、潜在的リスクの早期発見による事故防止に貢献する。
リープヘル・エレクトロニクス&ドライブ(Liebherr-Electronics and Drives GmbH)のセンサ技術プロダクトライン責任者、アレクサンダー・ベルチ(Alexander Bertsch)氏は、「自治体用途の機械オペレーターは、自身および周囲に対して大きな責任を負っている。当社はあらゆる環境下で信頼性高く機能するソリューションを提供し、日常業務の安全性向上を支援する。MDC4により、霜や光条件の変化下でも常に明確な周辺視界を確保できる」と述べた。
製品ラインアップでは、複数カメラ映像を統合し俯瞰視点で全周を表示する「LiXplore® Bird’s Eye」により、走行経路や作業エリアを包括的に監視できるほか、障害物や人の早期検知を可能とする。また、特定エリアの監視に特化した「LiXplore® CMS(camera-monitor systems)」も用意。さらに、AIベースの人物検知機能「LiXplore® Detect」は危険区域をリアルタイムで監視し、人の侵入を検知すると視覚的に警告を発することで、事故の未然防止を支援する。
同システムは新規機械への組み込みに加え、既存車両への後付けにも対応。リープヘル製機械では第4世代以降で適用可能なほか、他社製機械にも容易に導入できるため、保有機械全体で安全機能の統一を図ることができる。
コメントを投稿するにはログインしてください。