カルマー(Kalmar):2026年5月5日
カルマーは5月5日、スウェーデンのSSABオクセルスンド(SSAB Oxelösund)向けに、重量物ハンドリング用のカスタマイズ型訓練シミュレーターを受注したと発表した。2026年第2四半期の受注に計上され、納入は同年第4四半期を予定する。
同案件は、SSABスペシャルスチールズ・オクセルスンド(SSAB Special Steels Oxelösund)の操業における安全性と作業効率の向上を目的としたもの。新たに導入されるシミュレーターは、コンテナや鋼板の取り扱いに加え、同社が保有する大型機「カルマー・スーパグロリア・リーチスタッカー(Kalmar Super Gloria reachstacker)」の操作訓練に対応する。
SSABでは現在、約50台のカルマー製機械を運用しているほか、約100台が包括サービス契約「カルマー・コンプリートケア(Kalmar Complete Care)」の対象となっている。今回の受注は、長年にわたる両社の関係性と継続的な協業実績に加え、カルマーが顧客の保有機械群に最適化した高度なカスタマイズ訓練ソリューションを提供できる点が評価された。
SSABの輸送部門責任者であるカミラ・ファルク(Camilla Falk)氏は、「オペレーターの安全確保と技能向上は最優先事項である。今回のカスタムシミュレーターにより、実機に乗る前にリスクのない環境で鋼板やコンテナの取り扱いを習熟できる」とコメントした。
また、カルマーのグローバル・テクニカルトレーナーであるコニー・エリアソン(Conny Eliasson)氏は、「本件は革新的な訓練ソリューションを通じてSSABとのパートナーシップをさらに強化するものだ。カスタマイズ型シミュレーターの提供により、顧客の安全性と生産性向上に貢献していく」と述べた。
カルマーは、港湾・ターミナル、物流センター、製造業、重物流分野向けに重量物ハンドリング機器とサービスを展開しており、持続可能なマテリアルハンドリングの先導企業を目指している。フィンランド・ヘルシンキに本社を置き、120カ国以上で事業を展開、従業員数は約5,300人。2025年の売上高は約17億ユーロ。
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