米キャタピラー、新型ミニ油圧ショベル「302.4 CR」「302.6」を発表

キャタピラー(Caterpillar Inc.):2026年10月7日

キャタピラーは10月7日、2.4t級のコンパクトラジアス(CR)仕様「Cat 302.4 CR」と2.6t級のミニ油圧ショベル「Cat 302.6」を発表した。現行の「Cat 302」を補完する製品で、輸送性、吊り上げ性能、走行性能、掘削性能を向上させた。両機種とも輸送時の要件に配慮した設計とし、掘削や溝掘り作業で従来機を上回る性能を実現する。

新型機は、輸送コストの抑制、重量物の吊り上げ時の安定性、固定式足回りによる高い最低地上高、操作性と効率を高めた油圧システムの4点を重視して開発した。補助油圧流量が大きいため、ブレーカや解体用アタッチメントなど、幅広い作業用アタッチメントに対応する。

両機種は、従来機と比べて足回りの幅を拡大。これにより吊り上げ能力を高めた。特に「302.6」は、従来の「302.7 CR」と比べ、吊り上げ能力が453kg以上向上している。

■主な特長

新型「302.4 CR」と「302.6」は、幅広い作業用途に対応し、操作性と機械性能を向上させた。

「302.4 CR」は、従来の「302 CR」と比べて履帯幅を拡大し、1,499mmとした。吊り上げ能力は980kgに向上し、最高走行速度は4.8km/hとなる。

「302.6」は、従来の「302.7 CR」と比べて運転質量を3,030kgに抑え、商用運転免許(CDL)を必要としない輸送に対応できる設計とした。また、固定式足回り仕様では、従来機に比べて吊り上げ能力を40%高めた。

■従来機からの主な改善点

新型機では、次世代ミニ油圧ショベルシリーズとの部品共通化を進め、整備性と操作性を向上させた。

主な改善点は次のとおり。

・次世代ミニ油圧ショベルとの部品共通化
・キャブをチルトアップできる構造とし、各コンポーネントへのアクセス性を向上
・整備間隔の延長
・上り坂での旋回トルクと吊り上げ性能の向上
・走行速度と旋回性能の向上
・油圧システムの改善
・固定式足回りの採用
・次世代ミニ油圧ショベルシリーズで統一した操作レイアウト
・騒音と粉じんの侵入を抑える密閉・加圧式キャブをオプション設定

キャタピラーのインダストリー・ソリューションズ部門コマーシャルディレクター、ザック・ウェイト(Zach Waite)氏は、「新型2機種では、価格面での導入しやすさ、生産性、オペレーターの作業環境、整備性を通じて顧客体験の向上を目指した。顧客が直面する厳しい作業課題にも対応できる機械に仕上げた」と述べている。

新型「Cat 302.4 CR」と「Cat 302.6」の詳細は、キャタピラー販売店または同社ウェブサイトで確認できる。

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