
タクマは10月28日、埼玉県加須市から加須クリーンセンターごみ焼却施設の基幹的設備改良工事を受注したと発表した。燃焼設備や排ガス処理設備など主要設備の更新・補修を実施し、施設の15年間の延命化を図るとともに、省エネルギー化によるCO2排出量削減を目指す。
国内のごみ処理施設は老朽化が進んでおり、稼働中の約1,000施設のうち7割以上が運転開始から20年を超えている。このため、耐用年数の長い建屋を活用しながら、プラントを構成する主要設備や機器を更新・改良して長寿命化を図る基幹改良工事が環境省から推奨されている。
今回の工事では、定期修繕では対応が難しい燃焼設備や排ガス処理設備などの主要設備を更新するほか、必要な補修工事を実施する。あわせて送風機のインバータ化などの省エネ対策を講じることで使用電力量の削減を図り、CO2排出量を3%以上削減する見込み。
加須クリーンセンターは処理能力216t/日(108t/日×2炉)のストーカ式焼却施設で、1998年3月に竣工した。契約工期は2026年9月から2029年3月までの2年7カ月。
タクマは、ごみ処理施設分野で国内最多となる約380施設の受注実績を有しており、今後も施設更新や延命化工事、運営サービスを通じて、自治体の安定的な廃棄物処理体制の構築に貢献していくとしている。
■工事概要
発注者:加須市
受注者:タクマ
工事名:令和8年度加須クリーンセンターごみ焼却施設基幹的設備改良工事
工事場所:埼玉県加須市馬内1790
施設概要:処理能力216t/日(108t/日×2炉)、ストーカ式
既存施設竣工:1998年3月
主な工事内容:燃焼設備、排ガス処理設備など主要設備の更新・補修
契約工期:2026年9月~2029年3月(2年7カ月)
■タクマの概要
1912年創業。兵庫県尼崎市に本社を置く環境・エネルギー分野のプラントメーカー。一般廃棄物処理施設やバイオマス発電設備、産業用ボイラなどの設計・建設・運営を手掛ける。ごみ処理施設分野では国内有数の実績を持つ。
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