・油圧ショベルSH250-8/SH330LC-8のMH仕様に対応、クイックヒッチ装着機も追加
住友建機は11月4日、金属スクラップ専用荷重計測機能「HAKALINA(ハカリナ)」の対応機種を拡大し、油圧ショベル「SH250-8」および「SH330LC-8」のマテリアルハンドリング仕様機(MH仕様)への対応を2026年11月10日から開始すると発表した。併せて、対応可能なマグネットのラインアップを拡充し、新たにクイックヒッチ装着機にも対応。機種やマグネットサイズの選択肢を広げ、適用範囲を拡大する。後付けキットにも対応しており、既に導入済みの「SH250-8 MH」「SH330LC-8 MH」および「SH330LC-7 MH」にも装着可能。
金属リサイクル現場では、トラックへの積込み後の台貫計量時に重量不足や過積載が発生すると積み直し作業が必要となり、作業効率の向上が課題となっている。「HAKALINA」は油圧ショベル各部に取り付けたセンサを活用し、マグネットに吸着した金属スクラップの荷重を計測。計測値をキャブ内モニターにリアルタイム表示してオペレータの積込作業をサポートする。これにより、台貫計量後の重量調整作業を1回以下に抑え、生産性向上に貢献する。
■主な特長は次の通り。
①台貫での調整回数を1回以下に抑える
積込量の目安を簡単に把握でき、オペレータの経験にかかわらず高精度な調整が可能。過不足調整の回数を低減し、生産性を大きく向上させる(本機能は計量法に準拠した製品ではなく、正確な計量は台貫を用いる必要がある)。
②スピードモードと調整モードの使い分けで作業性と精度を両立
普段通りの積込作業でテンポよく計測する「スピードモード」と、アタッチメント操作速度を抑え持ち上げ高さを増やして精度を高める「調整モード」の2種類を用意。前半をスピードモード、台貫後の調整を調整モードとする使い分けで、作業速度を極力落とさず精度よく積込できる。
③台貫補正機能による精度向上
台貫で計量した値をもとに計測精度を補正する機能を搭載。オペレータのくせやスクラップの性質によるズレを補正し、高い精度で荷重計測を継続可能。
④シンプルで分かりやすい画面操作
Androidタブレットに専用アプリをインストールして使用。目標重量までの残量や計測履歴が一目で確認できる直感的な画面構成で、計測結果の取り消しや調整モードへの切り替えも容易。初めてのオペレータにも分かりやすいインターフェース(タブレット本体および固定用マウントは顧客自身で用意が必要)。
⑤計測履歴データの保存・出力で作業実績管理をサポート
計測履歴データをタブレット内に保存し、microSDカードやUSB接続で外部出力可能。積込作業後の実績確認やデータ管理に活用できる(出力データは積載重量の証明にはならない)。
■対応機種・マグネット一覧は以下の通り。
SH250-8 MH
・タフマグ Φ1170mm:HAKALINA対応(クイックヒッチ対応可能)
・タフマグ Φ1370mm:HAKALINA対応
・パワマグ Φ1300mm:HAKALINA対応(クイックヒッチ対応可能)
・パワマグ Φ1520mm:HAKALINA対応
SH330LC-8 MH/SH330LC-7 MH
・タフマグ Φ1370mm:ロング仕様はHAKALINA対応(クイックヒッチ対応可能)、超ロング仕様はHAKALINA対応
・タフマグ Φ1570mm:ロング仕様はHAKALINA対応、超ロング仕様は設定なし
・パワマグ Φ1520mm:ロング仕様はHAKALINA対応(クイックヒッチ対応可能)、超ロング仕様はHAKALINA対応
・パワマグ Φ1740mm:ロング仕様はHAKALINA対応、超ロング仕様は設定なし
発売時期は2026年11月10日。新車オプション価格(税別)は250万円。販売目標は年間50台。
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