アズビルとオーテック、資本業務提携契約を締結

・施工・エンジニアリング体制強化と新製品・サービス共同開発へ オーテックを持分法適用関連会社化

アズビル(東京都千代田区)とオーテック(同)は10月26日、資本業務提携契約を締結したと発表した。あわせてアズビルは、オーテックの普通株式を追加取得することを決定。取得完了後、オーテックはアズビルの持分法適用関連会社となる予定。

両社は1961年の特約店契約締結以来、60年以上にわたりビルディングオートメーション分野で製品の販売・施工・保守を通じて協力関係を築いてきた。アズビルはパーパス「人と社会の可能性を、技術で解き放つ。」のもと中期経営計画で「進化・共創」を推進。オーテックは長期ビジョンV100に「建物を快適に、未来をサステナブルに。」を掲げる。

ビルディングオートメーション市場では、既設建物の改修・省エネルギー化需要が堅調な一方、施工・エンジニアリング人材の確保・育成が課題となっている。こうした環境を踏まえ、両社は資本関係を強化し、顧客接点や技術・ノウハウ、人材を含む事業基盤を活かして施工・エンジニアリング体制を拡充。新たな製品・サービスの共同開発などを進め、高度な案件にも対応できるソリューション力を強化することで、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を目指す。

■主な協業内容は次の通り。
・施工管理技士、主任技術者その他の有資格者を含む施工人材の育成・活用に関する相互協力による施工体制の強化
・両社人材の技術・技能向上を図る相互協力による、大型案件など高度対応案件への対応力の更なる強化
・両社の製品・商品・技術を相互に活用した新たな製品・商品・サービスの共同開発
資本提携の概要では、アズビルは現在保有するオーテック普通株式75万株(議決権所有割合4.79%)に加え、新たに238万7,000株(同15.25%)を追加取得する。取得後の保有株式数は313万7,000株(同20.04%)となる予定。取得価額は総額71億6,100万円。株式譲渡は公正取引委員会の手続きを経た上で、2026年11月上旬に実行される見通し。

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