IHI、ポーランド初の原子力発電所向け機器の先行手配品を受注

・新設加圧水型(PWR)原子力発電所向け原子炉格納容器および鋼製モジュール

IHIは11月4日、米国ウェスチングハウス社より、ポーランド国営の原子力発電会社Polskie Elektrownie Jądrowe(PEJ)がポーランド北部のLubiatowo-Kopalino(ルビアトボ・コパリノ)地区に建設予定の同国初の原子力発電所向けに、原子炉格納容器1基および大型鋼製モジュールの供給に必要な設計業務・先行材料手配を受注したと発表した。同発電所には、ウェスチングハウス社製AP1000®加圧水型原子炉(PWR)方式が採用される。

本契約においてIHIは、原子炉およびその他の重要機器を収容する安全設備である格納容器と、格納容器内で主要機器を支持し建設工事の効率化に寄与する大型鋼製モジュールについて、設計業務と先行材料手配を行う。

世界的な電力需要の増加が続くなか、原子力発電は脱炭素とエネルギー安全保障の両立に資する信頼性の高い低炭素電源として改めて注目を集めている。新設原子力発電所プロジェクトは世界各地で計画・開発が進められており、今後も需要拡大が見込まれる。

IHIは国内外の原子力発電所向けに、原子炉圧力容器や格納容器をはじめとする主要機器を多数供給してきた実績を有する。今後も溶接をはじめとする高度な製造技術と、長年培ってきた品質管理およびプロジェクト遂行の経験を活かし、原子力発電プラント向けの重要機器の供給を通じて、世界の安全・安定的なエネルギー供給に貢献していく方針。

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