・10月28日から営業開始
クボタは10月27日、100%子会社であるクボタ環境エンジニアリング(東京都中央区)が、マレーシアに現地法人「KUBOTA Water and Environment Malaysia Sdn. Bhd.(クボタウォーターアンドエンバイロメント・マレーシア)」を設立し、10月28日から営業を開始すると発表した。
クボタグループは中期経営計画2030で水環境事業を価値再構築事業と位置づけ、海外事業拡大を成長分野の一つとしている。特にマレーシアでは、下水処理水の再利用ニーズの高まりやデータセンター・半導体関連産業の成長を背景に、純水処理や産業排水処理分野での事業機会拡大が見込まれている。
同社は国内で培った高度な水処理・排水処理技術と豊富な実績を生かし、現地の協力会社との連携を深めながらマレーシア国内での事業基盤を強化する。また、既存の海外拠点(タイ・ベトナム・フィリピン・台湾)との連携を通じて、アジア地域における事業拡大を目指す。
マレーシアでの事業内容としては、下水処理水の再利用を推進する政策や市場ニーズを踏まえ、MBR(膜分離活性汚泥法)技術を活用した排水リサイクルを重点分野の一つとして展開する。さらに、都市部の水害対策に資する排水ポンプ、半導体関連産業向けの純水処理設備、環境規制の強化に対応した産業排水・リサイクル処理設備を提供する。
設備の設計・施工に加え、O&M(運転・保守)を含むソリューションサービスを提供。施設管理プラットフォーム「KSIS BLUE FRONT」における独自の遠隔監視アプリケーション「KEMOS」を活用し、設備稼働データの収集や異常兆候の早期把握、改修提案を通じて、顧客設備の安定稼働を支援する。
■新会社の概要
・会社名:KUBOTA Water and Environment Malaysia Sdn. Bhd.(クボタウォーターアンドエンバイロメント・マレーシア)
・所在地:12A, Jalan TP5A, Taman Perindustrian UEP, 47600 Subang Jaya, Selangor, Malaysia(マレーシア セランゴール州スバンジャヤ市 UEP工業団地 TP5A通り12A)
・設立:2026年5月
・営業開始日:2026年10月28日
・資本金:15.2百万マレーシアリンギット
・出資比率:クボタ環境エンジニアリング株式会社 100%
・代表者:倉出佳典
・事業内容:水処理・排水処理設備の設計、施工、保守・メンテナンス、環境機器販売