ニッポン高度紙工業(高知県高知市)は10月29日、アルミ電解コンデンサ用セパレータの生産能力増強に向け、鳥取県米子市の米子工場敷地内に製造ラインを増設すると発表した。総投資額は約150億円。2027年5月に着工し、2028年12月の設備稼働開始を予定している。
同社の主力製品であるアルミ電解コンデンサ用セパレータは、生成AIの普及に伴うAIサーバーやデータセンター関連投資の拡大を背景に、需要が高水準で推移している。今後もさらなる需要拡大が期待されることに加え、現在の設備稼働状況を踏まえ、将来を見据えた生産能力の増強を決定した。
今回の設備投資により、AIサーバーやデータセンター関連需要などに対応する供給体制を強化するとともに、生産体制の最適化を図る。生産能力は現在の約1.3倍に引き上げる計画。
投資対象は建屋およびセパレータ抄紙設備など。資金は自己資金と借入金で調達する。
設備稼働開始は2029年3月期を予定しており、2027年3月期の連結業績に与える影響は軽微としている。
■設備投資概要
・事業者:ニッポン高度紙工業
・所在地:鳥取県米子市二本木(米子工場敷地内)
・投資額:約150億円
・取得資産:建屋、セパレータ抄紙設備など
・生産能力:現行比約1.3倍
・資金調達:自己資金および借入金
・着工:2027年5月予定
・設備稼働開始:2028年12月予定(2029年3月期)