・2027年末竣工予定
三芝硝材(富山県高岡市)は、富山県小矢部市芹川に新工場「芹川工場」を建設すると発表した。薄物ガラス製品の量産と短納期対応に特化した生産拠点として、2027年末の竣工とその後の製造開始を予定している。投資額は約73億円。
新工場の稼働に伴い、本社工場は厚物製品の生産に特化するなど、各工場の役割を明確化。グループ全体の生産体制を強化する。
芹川工場では、縦型設備による省スペース化、ハンドリングレス化、自動検査、自動倉庫を導入し、省人化・品質向上・トレーサビリティの強化を図る。基幹システムと生産設備を連携させ、生産計画から加工・検査・出荷までの効率化を進め、品質不具合の削減とリードタイム短縮を目指す。
同工場は単なる製造拠点にとどまらず、「Glass Show factory」の考え方のもと、ガラスの加工から製品となり建築物の一部として使われるまでを体感できる工場を目指す。製造エリアの見学に加え、事務所・来客エリアにも意匠ガラスや加工技術を積極的に採用し、同社の技術・製品を発信するショーケースとしての役割も担う。
三芝硝材は芹川工場をはじめ、本社工場・高岡西工場・赤丸工場への設備投資を継続し、「高品質」「短納期」「最適価格」のさらなる実現に取り組むとしている。