オキサイド、山梨県北杜市の第6工場に約8億円を追加投資、ファラデー回転子を増産

オキサイド(山梨県北杜市)は10月14日、生成AIの普及拡大に伴い需要が増加しているデータセンター向け光通信部品「ファラデー回転子」の生産能力を増強するため、8億4,100万円を追加投資すると発表した。第6工場(山梨県北杜市)に生産設備を導入し、2027年2月期下半期中の稼働開始を予定している。

今回の投資は、8月19日に公表したファラデー回転子の増産に向けた設備投資に追加して実施するもの。生成AIの普及に伴い、データセンター内およびデータセンター間の通信の高速・大容量化が進み、光トランシーバーの需要が急速に拡大している。これに伴い、光トランシーバーの安定動作に必要なファラデー回転子の需要も増加しており、同社は供給能力の強化を図る。

ファラデー回転子は、光トランシーバーに搭載される光アイソレータの中核部品。光の偏光面を回転させ、偏光板と組み合わせることで、レーザー光源や光回路を反射光から保護する。光通信システムの安定性と信頼性を高める重要な部品である。

同社は、長年培ってきた単結晶育成技術を活用してファラデー回転子を展開している。今回の追加投資により、拡大するデータセンター向け光通信市場への対応力を高め、新領域事業の成長につなげる。

なお、今回の設備投資による2027年2月期連結業績への影響は精査中で、業績予想の修正が必要と判断した場合は速やかに開示するとしている。

■設備投資概要
・投資先:第6工場(山梨県北杜市、予定)
・取得資産:ファラデー回転子の増産に係る生産設備
・取得価額:8億4,100万円(予定)
・稼働開始:2027年2月期下半期中(予定)

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