・非専門家でもAIビジョンアプリを訓練・展開可能に
ABBロボティクス(ABB Robotics):2026年10月12日
ABBロボティクス(ABB Robotics)は、オムニコア・アイモーション(OmniCore™ EyeMotion)を拡張し、AIロボットトレーナー(AI Robot Trainer)を追加したと発表した。これにより、顧客はAI搭載ロボットビジョンアプリケーションの訓練、展開、継続的な改善を、専門家がゼロからAIモデルを構築する必要なく、より迅速に実施できるようになる。
物理AIはロボットの能力、作業場所、生み出す価値を根本的に変えると、ABBロボティクス社長のマーク・セグラ(Marc Segura)氏は指摘する。「ロボットAIビジョンは、ロボットの知覚と物理的な行動を結ぶ重要な橋渡しであり、ロボットがリアルタイムで見て、理解し、行動することを可能にする。顧客には、それを作成、展開、継続的に改善するための完全なワークフローが必要だ。オムニコア・アイモーションとAIロボットトレーナーは連携して、データ生成、AIモデル訓練、展開、最適化の連続ループを形成し、AIビジョンを進化させ、産業全体で専門家だけでなくロボット初心者にも物理AIを現実のものにする」と述べている。
システムインテグレーターやオートメーションパートナー向けに設計されたこの組み合わせは、複数の顧客サイトや生産ラインにわたるAIビジョンアプリケーションの展開とスケーリングを簡素化する。AI専門家への依存を減らしつつ、コミッショニングを加速し、生産変更への適応を容易にする。現場の実画像を展開可能なAIビジョンデータに変換し、画像取得、AIモデル訓練、展開、継続的改善を単一の工業ワークフローでつなぐ。さらに、自動衝突回避パスプランニングを通じて知覚を直接ロボット動作に変換する。
統合ソリューションは、自動衝突回避パスプランニングと組み合わせることで、コミッショニング時間を最大90%短縮し、サイクルタイムを最大50%削減する。シンプルなガイド付きワークフローとAIチャットボットがプロセスの各ステップを案内し、システムインテグレーターが変化するSKU、照明、レイアウト、対象物のばらつきに対応するのを支援する。合成画像と実世界画像データを組み合わせ、ABBロボティクスの産業知識を活用し、あらゆるブランドのカメラ・センサーと互換性がある。
AIロボットトレーナーとオムニコア・アイモーションにより、専門知識がなくても高度なAIビジョン開発が可能になる。単純な2Dピック&プレースから、より複雑な3Dビンピッキング、品質検査、仕分け、組立まで対応する。
両ツールは2026年10月12〜16日に上海で開催される中国国際工業博覧会(China International Industry Fair/CIIF)で展示され、現場画像が物理的なロボット動作に変換される様子が示される。
ABBロボティクスは世界有数のロボティクス企業の一つで、ロボット、協働ロボット、自律移動ロボット(AMR)を網羅した包括的で統合されたAI搭載ポートフォリオを持つ唯一の企業。約7,000人を雇用する。
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