バルメット、豪州で自動化・最適化ソリューションの販売・サポート体制を強化

バルメット(Valmet):2026年10月13日

バルメットは10月13日、オーストラリアのテリトリー・インスツルメンツ(Territory Instruments)とパートナー契約を締結したと発表した。ボイラー診断システム「Boiler Diagnostics Systems」、プラント最適化ソリューション「PlantTriage」、高度プロセス制御(APC)などの自動化・最適化ソリューションについて、豪州全土での現地サポートと顧客開拓を強化する。

テリトリー・インスツルメンツは、バルメットのフロー制御分野における既存パートナーであり、今回の提携拡大により、自動化・最適化ソリューションの現地製品サポートと顧客開拓にも協力する。

自動化・最適化技術の導入やプラントソフトウェアに関する業務は、引き続きバルメットのエンジニアが担当する。一方、テリトリー・インスツルメンツは、豪州での強固な顧客基盤、計装技術、技術的専門知識を生かし、エネルギー産業を含む主要なプロセス産業の顧客に対して、これらのソリューションの提供と現地支援を進める。

両社は、プラントの性能、効率、信頼性の向上を通じて、顧客の操業価値の最大化を目指す。

テリトリー・インスツルメンツのスチュアート・ケニー(Stuart Kenny)マネージングディレクターは、「バルメットとの提携は、顧客に提供する価値を拡大するうえで重要な一歩となる。当社の顧客との関係、業界知識、現地製品サポートと、バルメットのグローバルな自動化技術やソリューションを組み合わせることで、エネルギー産業やプロセス産業の顧客がプラントの性能、効率、信頼性を改善し、将来の機会に備えるための新たな方法を提供できる」とコメントした。

バルメットのオートメーション・ソリューション事業部でサービスマネジャーを務めるアリ・クレシ(Ali Qureshi)氏は、「フロー制御ソリューションにとどまらず、自動化・性能最適化ソリューションの現地販売・サポートへとテリトリー・インスツルメンツとの協業を拡大できることを誇りに思う。今回の提携により、豪州の顧客は現地でのサポートを強化するとともに、バルメットの技術を利用できるようになる。これにより、重要な操業設備のライフサイクル全体を通じた価値の最大化を支援する」と述べた。

■ テリトリー・インスツルメンツ(Territory Instruments)について

テリトリー・インスツルメンツは、産業用計装、校正、エンジニアリング、自動化サービスを提供するオーストラリア企業。本社をダーウィンに置き、エネルギー、石油・ガス、鉱業、水処理、航空、防衛、製造、医療など幅広い産業分野で、豪州全土の顧客にサービスを提供している。技術サービスとソリューションを幅広く展開し、産業設備のライフサイクル全体を通じて顧客を支援する。

■バルメットの主なソリューション

・ボイラー診断システム(Boiler Diagnostics Systems)
リアルタイム監視、高度な画像解析、診断ツールを活用し、ボイラーの運転状況を可視化することで、燃焼性能の最適化と効率・信頼性の向上を支援する。

・高度プロセス制御(Advanced Process Controls:APC)
エネルギー産業やプロセス産業向けのデジタルソリューション群の一つ。高度な自動化・最適化技術により、プロセス性能の改善、操業安定性の向上、収益性の強化を支援する。

・プラントトライエージ(PlantTriage)
制御ループの最適化ソリューション。プラントの稼働状況を継続的に監視し、制御システムの問題を特定するとともに、その根本原因の究明を支援する。これにより、プロセスの安定性、信頼性、操業効率の向上を図る。

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