・9,000万ユーロ超を投資、2030年までに生産能力をほぼ倍増
リープヘル(Liebherr):2026年7月1日
リープヘル・コンポーネンツ・コルマール(Liebherr-Components Colmar SAS)は6月29日、フランス・コルマールにある高出力内燃機関の生産拠点拡張に向けた起工式を開催した。リープヘルグループは総額9,000万ユーロ(約167億円、185円換算)超を投資し、2030年までに同拠点の生産能力をほぼ倍増させる計画。世界的に拡大するデータセンター市場向け発電用途エンジンの需要増加に対応するとともに、今後数年間で200人超の新規雇用を創出する。
起工式には、リープヘル・インターナショナル(Liebherr-International AG)管理委員会会長のヤン・リープヘル(Jan Liebherr)氏をはじめ、リープヘル・コンポーネント・テクノロジーズ(Liebherr-Component Technologies AG)およびリープヘル・コンポーネンツ・コルマールの経営陣が出席し、拡張計画の本格始動を祝った。
今回の投資では、約1万1,600㎡の生産・物流施設を新設するほか、エンジン組立ラインを現在の13ステーションから18ステーションへ増強する。また、約7,800 ㎡の物流センターを新設するとともに、高出力試験設備を2基増設し、試験ベンチは計6基体制となる。これにより、生産能力だけでなく品質評価・試験体制も強化する。
リープヘル・コンポーネンツ・コルマールは2011年設立。高出力内燃機関の開発、組立、試験を担うグループの中核拠点で、高い出力性能や信頼性、システム統合性が求められる用途向けエンジンを手掛けている。
拡張計画では、次世代エンジンの量産体制を構築し、大規模データセンター向け高出力発電機セット市場の需要拡大に対応する。リープヘルは今回の投資を通じて、コルマール地域への長期的なコミットメントを改めて示すとともに、地域における産業基盤を強化し、発電分野での持続的な成長を目指すとしている。
新規雇用に向けた採用活動はすでに開始しており、新施設の稼働状況に合わせて段階的に人員を拡充していく計画。
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