ダノンジャパン、150億円超を投じ館林工場を約1.5倍に拡張

・主力ヨーグルト製品の供給体制強化へ

ダノンジャパン(東京都目黒区)は5月8日、群馬県館林市の館林工場を約1.5倍規模に拡張すると発表した。投資額は150億円以上で、約7,000㎡を増築し、2028年の稼働開始を予定する。主力ブランド「ダノン ビオ」「ダノン オイコス」「ダノン ヨーグルト」の生産能力を強化し、日本市場で拡大する健康需要への対応を図る。

同社は、日本市場をダノングループの重要成長市場と位置付けており、国内生産体制の強化を進めている。近年はヨーグルトおよび乳酸菌飲料市場でシェアを拡大しており、主力ブランド群の需要増加が続いていることから、安定供給と生産の機動力向上を目的に今回の拡張を決定した。

館林工場は2002年の設立以来、日本国内で販売するヨーグルト製品を一貫生産している中核拠点。今回の増築により延床面積は約22,400㎡となる見込みで、新たな生産ライン導入による供給能力向上を進める。

また、拡張計画では環境配慮型設備も導入する。工場屋根への太陽光パネル設置に加え、環境負荷の低いアンモニアを活用した冷却装置(アンモニアチラー)を採用するなど、サステナビリティを意識した設計とする。

地域との連携も強化する。館林市ではスポーツ施設「ダノンスポーツパーク」のネーミングライツ取得や、日本遺産「里沼」の保全活動など地域貢献を進めてきたほか、2025年11月には館林市と包括連携協定を締結。今回の工場拡張では50~100人規模の新規雇用創出も見込んでいる。

ロドリゴ・リマ社長は「新工場は主力ブランドの安定供給に加え、新カテゴリーや革新的製品を製造するためにも欠かせない施設となる」とコメント。オペレーションズ本部長のグザビエ・デプレ氏も「日本市場における主要成長分野の生産能力を拡大し、生活者への安定供給を継続していく」と述べた。

■プロジェクト概要
所在地:群馬県館林市下早川田町366-1
施設名:ダノンジャパン 館林工場
投資額:150億円以上
増築延床面積:約7,000㎡
増築後延床面積:約22,400㎡(予定)
増築建築面積:約6,000㎡
生産品目:「ダノン ビオ」「ダノン オイコス」「ダノン ヨーグルト」
稼働開始:2028年予定
新規雇用:50~100名程度
環境対応:太陽光パネル設置、アンモニアチラー導入など

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