・中期計画のグローバル再編で早期クロージング
ジェイテクトは 7月31日、欧州顧客向け自動車部品の製造・販売を手掛ける連結子会社 7 社を、ドイツの金融投資会社 DUBAG Group 傘下の LEO III.-VV25-B SAS(仏)に譲渡する手続きを完了したと発表した。 譲渡実行は当初 8 月末を想定していたが、関連当局の承認手続きなどが順調に進んだため、約 1 か月前倒しでのクロージングとなった。
■中期計画に基づく欧州事業の再編加速
本件は、ジェイテクトが 2024~26 年度の第二期中期経営計画で掲げる「グローバル体制再構築」の一環。 欧州市場では事業の整理・統合を推進し、収益体質の改善と黒字化を目標に再編を進めてきた。 譲渡対象は、フランスの JTEKT EUROPE を中核に、フランス・チェコ・モロッコの子会社 3 社、および自動車用駆動部品「トルセン」事業の持株会社 JTEKT TORSEN HOLDINGS(ベルギー)とその傘下 2 社の計 7 社。
株式譲渡契約は 5 月 27 日付で締結済みで、規制当局の承認などを条件に完了を待っていた。 売却額は非公表。
■今後は地域最適戦略で体質改善とソリューション提案を継続
ジェイテクトは「今後も各地域の市場環境に応じた最適な戦略と事業編成によって、体質改善を進めるとともに、お客様のニーズに応えるソリューションを提案していく」としている。 本件譲渡により、欧州市場における事業ポートフォリオの選択と集中を一層進め、経営・事業体制の強化を図る方針。
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