ナブテスコ、26年1〜6月売上は16.8%増の1,674億円、26年予想3,440億円(11.7%増)に上方修正

ナブテスコが発表した2026年12月期第2四半期(1〜6月)の連結業績は、売上高が前年同期比16.8%増の1,674億100万円、営業利益が同72.4%増の158億4,600万円、親会社の所有者に帰属する中間利益が同90.6%増の124億1,600万円となった。全セグメントで売上が増加し、特に精密減速機や舶用機器、自動ドアが好調だった。営業利益の大幅増には、各事業の増収効果に加え、収益性改善活動「Project 10」の成果も寄与している。
なお、油圧機器事業については、2025年12月末に新設子会社コムテスコ株式会社へ集約し、2026年1月1日付で発行済株式の70%をComer Industries社へ譲渡。同社は持分法適用会社となった。前期は非継続事業に分類していたため、前中間期の売上高・営業利益などは継続事業ベースで比較している。

■セグメント別業績  

コンポーネントソリューション事業は、中国・韓国の自動車メーカー向け産業用ロボット用を中心に精密減速機の需要が好調で、売上高が23.6%増の455億2,100万円、営業利益が160.8%増の48億4,100万円と大幅増益となった。
 
トランスポートソリューション事業は、売上高が17.1%増の544億2,200万円、営業利益が31.8%増の93億4,900万円。鉄道車両用機器は国内・中国地下鉄向けが堅調で前年並み、航空機器は民間航空機向け拡大、舶用機器は中国を中心とした新造船およびMRO需要が大幅増、商用車用機器は国内市場の緩やかな回復で増収となった。
 
アクセシビリティソリューション事業は、海外建物用ドアおよび国内プラットホームドア需要が堅調で、為替効果も加わり、売上高が12.2%増の589億9,800万円、営業利益が33.6%増の56億7,500万円となった。
 
その他(包装機など)は、国内食品メーカー向け設備投資需要が堅調で売上高が14.3%増の84億5,900万円となったが、営業利益は29.7%減の4億9,000万円だった。

■通期業績予想を上方修正  

精密減速機、自動ドア、舶用機器の需要増加に加え、為替効果も追い風となり、同社は2026年4月30日発表の通期予想を上方修正した。売上高は前年比11.7%増の3,440億円、営業利益は57.3%増の326億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は53.6%増の241億円を見込む。

セグメント別では、コンポーネントソリューション事業の売上高を953億円(前回886億円)、トランスポートソリューション事業を1,127億円(同1,076億円)、アクセシビリティソリューション事業を1,171億円(同1,108億円)にそれぞれ引き上げた。

中間配当は1株当たり41円(前期40円)を実施し、期末も41円で年間82円の予定。配当予想の修正はない。

2026年12月期第2四半期決算短信

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