カヤバ(KYB)は4月28日、インド市場での事業拡大を目的に現地法人「KYBインディア(KYB India Private Limited)」を設立し、マハラシュトラ州プネに拠点を開設していることを明らかにした。設立は2025年8月3日付で、すでに現地での事業基盤強化に向けた取り組みを進めている。
同社は自動車用ショックアブソーバーや建設機械向け油圧機器などでグローバルに事業を展開しており、成長著しいインド市場を重要戦略地域の一つに位置付けている。今回の現地法人設立により、開発・生産・販売の各機能を現地に集約し、需要の取り込みを加速する構え。
具体的には、市場ニーズへの迅速な対応力の強化をはじめ、製品ラインアップの拡充や開発スピードの向上を図る。また、既存の海外拠点との連携を通じてグローバルな調達・供給体制を強化し、効率的なサプライチェーン構築を進める。加えて、ブランド認知の向上と主要OEMとの関係強化を通じて、中長期的なパートナーシップの構築を目指す。
インドでは自動車市場の拡大に加え、建設機械や農業機械分野でも需要の伸長が見込まれており、同社にとっては油圧機器や関連部品の成長機会が大きい。現地法人の設立により、地域密着型の事業運営へとシフトし、グローバル市場でのシェア拡大とプレゼンス向上を狙う。
■会社概要
会社名:KYBインディア(KYB India Private Limited)
設立日:2025年8月3日
所在地:インド・マハラシュトラ州プネ
代表者:大久保淳(Managing Director)
資本金:13億5,000万インドルピー
事業内容:自動車、建設機械、農業機械、産業機械向け部品関連事業