ディア社(Deere & Company ):2026年5月20日
米イリノイ州モリーン発 ― ジョンディア(John Deere)は、生産クラス機器のラインナップをさらに強化するため、新型844 X-Tierおよび904 X-Tierホイールローダーを発表した。高生産性を求める顧客向けに設計された両機種は、大量の資材移動をより少ない燃料消費で実現する先進的な電動化ドライブトレイン技術、インテリジェントマシンコントロール、そしてオプションのオペレータ支援機能を搭載し、生産性と価値を具体的に向上させる。
ジョンディアのマーケティングマネージャー、コルトン・クレバー(Colton Kreber)氏は「高生産・過酷な現場では、1回の走行とサイクルがすべてを左右する。当社の新型X-Tier ホイールローダーは、顧客がより速く積み込み、より多くの資材を運搬し、重要な場面で安定したパフォーマンスを発揮できるように設計されている。パイル作業でもトラック積載作業でも、終日を通じて強力な性能、優れたトラクション、高効率な作業サイクルを提供する」と述べた。
両モデルに搭載されるジョンディアの電動可変トランスミッション(EVT:Electric Variable Transmission)は、従来のドライブトレインの制約を電子制御のパワー管理で置き換える先進システムだ。これにより、X-Tierモデルと比べて、滑らかな操作性、迅速なレスポンス、過酷な用途における最適化された効率性を実現する。EVTはシングルペダルコントロールを可能にし、油圧性能をエンジン回転数から独立させることで、オペレータの操作負担を軽減しながら安定したパワーを維持する。
新機能のパイルスリップアシスト(Pile Slip Assist)は、トラクションとバケット充填率の向上に寄与する。また、既存のP Tierモデル比で大型化・高強度鋼を使用したバケットにより、1パスあたりの移動資材量を増加させ、このクラスで最大のコスト要因の一つであるタイヤ摩耗を低減する。
X Tier ローダーは2つの運転モードを備え、効率を最大化しつつ出力性能を損なわない設計となっている。スタンダードモードでは最大15%の燃料節約を実現し、パフォーマンスモードでは高負荷用途で最大5%の生産性向上を可能にする。これらの改善により、従来モデル比で総所有コストを最大4%低減できるという。
オプションのアドバンスドビジョンシステム(AVS:Advanced Vision System)とアドバンスドオブジェクトディテクション(Advanced Object Detection)は、オペレータの視界を大幅に拡大する。AVSは従来のミラーを超える側方・後方視界を提供し、サイドビューミラーに設置された2台のデジタルカメラで視野を広げ、ダイナミックな後退予測経路ラインにより関節角度に応じた後退軌道を視覚化する。これらのサイドビューとリアカメラ映像はキャブ内の専用シングルディスプレイに統合され、特に骨材作業現場での作業意識向上に貢献する。
さらに、他のジョンディア X Tier機器と同様、844および904 X Tierわはジョンディア オペレーションズセンター(John Deere Operations Center™)、リモート診断機能、各種サービス・メンテナンスプランにより強力にサポートされる。有資格の電動ドライブコンポーネントに対しては5年/15,000時間の保証が提供される。
■ ジョンディア(John Deere)について
ジョンディアは、トラクターを運転したことがなくても、芝刈りやドーザー操作の経験がなくても、人類の食料、繊維、燃料、インフラ生産を支える企業として、地球上のすべての人々のために働いている。その歴史は約200年前の鋼鉄プラウから始まり、現在では農業、建設、林業、ターフ、パワーシステムなど幅広い分野でイノベーションを推進している。
コメントを投稿するにはログインしてください。