パルフィンガーと三一重工、株式持ち合いの取り消しについて交渉

 2020年12月4日

 PALFINGER(パルフィンガー)とSANY HEAVY INDUSTRIES(三一重工)は現在、複雑さを軽減するために持ち合いの取り消しについて交渉しています。潜在的な取引には、Sany Germany GmbH(三一ドイツ有限会社)が保有する約7.5%の株式をPALFINGERに譲渡する機会と引き換えに、PALFINGERが間接的に保有するSany Automobile Hoisting Machineryの7.5%の株式をSANYグループ内の会社に売却することが含まれます。

 本日、次の合意に達しました。

・株式持ち合いから生じる総資本流入は、その逆転後、双方で同じになるはずであり、この取引は、PALFINGER株の価格が1株あたり31.35ユーロ(終値)に達することを条件とします。これにより、パルフィンガーの保有株式の評価に大きな変化はありません。

 PALFINGERとSANYHEAVY INDUSTRIESの間の合弁事業は、持ち合いの取り消しによる影響を受けず、以前と同様に継続されます。

 潜在的な取引は、とりわけ、詳細な取引文書の交渉と必要な公式の承認の取得に依然依存しています。

 契約は、PALFINGERの監査役会およびSANY HEAVYINDUSTRIESの関連委員会の承認後にのみ署名されます。

■PALFINGERについて

 PALFINGER(CEO:Andreas Klauser)は、商用車、船舶、固定機器で使用する革新的なリフティングソリューションの大手国際メーカーです。オーストリアのBergheim(ベルクハイム)を拠点とするPALFINGER Groupは、世界中の顧客とパートナー向けに最先端のソリューションを開発および製造しています。11,000人以上の従業員と5,000以上の販売およびサービスセンターを擁するPALFINGERは、市場とその顧客の近くにあります。

 テクノロジーリーダーとして、同社はまた、顧客との長期的なパートナーシップと成功を確保するために、将来のソリューションと製品の中心的なコンポーネントとして、デジタル化、電化、自律システムを推進しています。

 持続可能な思考と行動が経済的成功に大きく貢献することを確信したPALFINGERは、バリューチェーン全体に沿って社会的、生態学的、経済的責任を負います。

 PALFINGERは、顧客とパートナーに最も効率的で革新的なソリューションを提供するというこのビジョンと信念により、2019年に17.5億ユーロ(約2,100億円、120円換算)の売上高を生み出しました。

 ニュースリリース

 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。