アイリスオーヤマ、中国天津市に中国10拠点目となる工場を新設

 アイリスオーヤマ(本社:仙台市青葉区)は6月5日、中国国内で拡大するインターネット通販における競争力向上を図るため、アイリス中国グループ「愛麗思生活用品天津有限公司」(天津市)に中国10拠点目となる「天津工場」を新設することを決定したと発表した。

 アイリスオーヤマは1996年に中国に初めて現地法人を設立し、遼寧省大連市と江蘇省蘇州市、広東省広州市を拠点としている。今回、工場を新設する天津市は、中国の直轄市として同国内トップ水準の経済成長を続けており、首都の北京を核とする北京・天津経済圏へのスピーディーな出荷を行う拠点として最適な位置にある。

 天津工場は、華北部の物流拠点としての役割も担い、今後のアイリスグループの事業拡大に伴う物流量の増加とインターネット通販における取り扱い製品数の増加に対応する。

<天津工場の概要>

所在地:天津市経済技術開発部(TEDA)

土地面積:67,312㎡

建物総面積:46,552㎡

総投資額:約50億円

自動倉庫:21,600パレット

主要生産品目:家電製品、プラスチック製生活用品、スチールラック・什器

販売計画:初年度3億元(約50億円)

着工時期:2019年10月

竣工時期:2021年12月

 ニュースリリース