・大容量油圧揚力6,200kgfと無段変速HMTを組み合わせ、大規模農業の効率化を支援
ヤンマーアグリ(岡山県岡山市)は10月14日、YTシリーズ最高出力となるフラッグシップトラクター「YT6130」を2026年12月1日(火)に発売すると発表した。130馬力のエンジンと大容量油圧揚力、無段変速トランスミッション「HMT(HMT)」を組み合わせ、作業能率の向上、操作性、長時間作業での負担軽減を実現した。
近年、農地集約による経営規模の拡大が進む一方、就農者の減少や高齢化を背景に、大規模農家からは限られた人員と時間で作業を効率化することが求められている。「YT6130」は、圧倒的なパワーと効率で大規模農業の新たな力として農家を支援する。
<主な特長>
■YTシリーズ最高出力の130馬力エンジンと高効率油圧システム
ヤンマー製コモンレールエンジン「4TN101FDT(4TN101FDT)」(総排気量3,845cc)を搭載し、YTシリーズ最高出力となる130馬力を実現した。大型プラウやサブソイラなど負荷の大きな作業でも余裕をもって対応できる。大容量リフトシリンダーの採用により、最大6,200kgf(ロアリンク先端)の油圧揚力を確保。重量のある作業機も余裕で持ち上げ、上げ下げや着脱をスムーズに行える。
クローズドセンターロードセンシング(CCLS)油圧システムを採用し、作業負荷を自動で感知して必要な油量だけを供給。低燃費と安定したパワーを両立する。複数の油圧機能を同時に操作しても速度が落ちにくく、複合作業をスムーズに行える。
■ヤンマー独自の無段変速トランスミッション「HMT」を採用
有段変速では選べない速度も無段階に設定でき、ほ場条件や作業内容に応じた最適作業速度を選択可能。作業機をけん引する力と直感的な使い勝手を両立し、けん引力を最大限に発揮する。手元の副変速ボタンで作業速と移動速をワンタッチで切り替えられ、ほ場作業から最高速34km/hの路上走行まで軽快に移行できる。
■直進アシスト仕様に高精度なRTK-GNSSを標準装備(直進アシスト:G仕様)
高精度なRTK-GNSS(RTK-GNSS)を標準装備。事前に登録した基準線と平行に、誤差±2〜3cmの高精度な直進作業が可能。播種作業や肥料散布時の等間隔作業など神経を使う作業も、経験値に関わらず正確にこなせる。直進時はハンドル操作が不要となり、作業そのものに集中でき、疲労軽減にもつながる。
旋回時、直進アシストのON/OFFは作業機の昇降と連動するため、切り替え操作の手間がなくスムーズ。前輪が後輪の約2倍の速度で回転する「前輪倍速」に加え、後輪内側に半ブレーキをかける「オートブレーキ」を搭載。大型機でありながら小回りがきき、きれいな仕上がりを実現する。
■作業効率とデザイン性を両立
ブランドを象徴する「Y」をモチーフとしたフロントフェイスを採用し、大型機にふさわしい重厚感と軽快さを兼ね備えた造形を実現した。前傾させたボンネット形状と大型曲面一枚ガラスにより330°の広視界を確保し、機体周囲や作業状況を確認しやすくしている。
使用頻度の高いスイッチを主変速レバー周辺に集中配置し、自然な姿勢のまま操作できるレイアウトとした。デフロックは従来の足踏み式から前輪・後輪を独立して操作できるスイッチ式へと変更。作業条件に応じて自動で入り切りでき、作業効率を高める。自動制御などの機能をタッチパネルに集約し、大型機でありながら誰もが直感的に扱える操作性を追求した。
■オペレーターを支える快適・安全装備
防振構造によりキャビン内に伝わる騒音や振動を抑え、長時間の作業でも疲れにくい快適な作業環境を実現。エアサスペンションシートやサンルーフにより快適なキャビン空間を提供するとともに、大型2段バックミラーにより後方の視認性を高める。
シートベルトリマインダーやPTOインターロック機構、駐車PTOスイッチを標準装備。高輝度LEDヘッドライトとLEDワークランプにより視認性を高め、早朝から夜間まで安全・安心な作業を支える。
<商品概要>
- 商品名:トラクター「YT6130」
- 発売日:2026年12月1日(火)
- 商品価格:18,392,000円~19,635,000円(税込、メーカー希望小売価格)
商品紹介ページ:https://yanmar.com/jp/agri/products/tractor/yt6/
プロモーション動画:https://www.yanmar.com/jp/redirect/qr/yt6/
※RTK(リアルタイムキネマティック)を利用するには、別途補正情報サービス契約と通信端末が必要。
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