JFEエンジニアリング(東京都千代田区 、横浜市鶴見区 )は7月16日、スイスの廃棄物発電(WtE)プラント向けアフターサービス企業、エナジーリンク・ホールディング(EnergieLink Holding AG)の株式45%を取得し、資本業務提携を締結したと発表した。欧州で拡大が見込まれる既設WtEプラントの改修・更新需要を取り込み、EPC(設計・調達・建設)から保守・更新までを一体で提供するライフサイクルサービス体制を強化する。
提携先のエナジーリンクは2011年設立。本社をスイス・ディーティコンに置き、スイス、ドイツ、オランダ、英国を拠点として、欧州を中心に廃棄物発電プラント向けのメンテナンス、設備改造・更新、スペア部品供給、エンジニアリングサービスなどを展開している。グループ従業員数は2026年5月末時点で44人。
欧州では500施設を超える廃棄物発電プラントが稼働しており、このうち建設から30年以上が経過した設備も多い。設備の老朽化に加え、環境規制の強化を背景に、保守・メンテナンスや基幹設備の改良、更新工事の需要拡大が見込まれている。
JFEエンジニアリングは今回の提携により、欧州のWtEプラント向けアフターサービス市場へ本格参入する。今後は、同社グループの欧州拠点であるスタンダードケッセル・バウムガルテ(Standardkessel Baumgarte GmbH、SBG)をはじめとするグループ各社とエナジーリンクが連携し、海外WtE市場でEPC事業とアフターサービス事業の双方を強化する方針だ。
■概要
- 事業名:欧州廃棄物発電(WtE)プラント向けアフターサービス事業への参入
- 提携企業:エナジーリンク・ホールディング(EnergieLink Holding AG、スイス)
- 提携内容:JFEエンジニアリングが同社株式45%を取得し、資本業務提携を締結
- 事業領域:WtEプラントのメンテナンス、設備改造・更新、スペア部品供給、エンジニアリングサービス
- 展開地域:欧州(スイス、ドイツ、オランダ、英国を中心)
- 狙い:既設WtEプラントの更新需要を取り込み、EPCとアフターサービスを組み合わせたライフサイクルサービスを強化する。