エピロック、グループ経営体制を強化、ブランド・広報と人材分野の責任者を新任

エピロック(Epiroc AB):2026年7月2日

鉱山・インフラ業界向けの機械・ソリューションを展開するエピロックは7月2日、グループ経営体制の強化を目的とした人事を発表した。ブランド・広報部門および人材・リーダーシップ部門の責任者を新たに任命し、約35年にわたり同社グループに在籍したブランド・広報・人事担当上級副社長のナディム・ペンサー(Nadim Penser)氏の退任に伴う後任体制を整える。

ブランド・広報担当上級副社長(SVP Brand & Communications)には、ウルリカ・アレスコグ・リリヤ(Ulrika Areskog Lilja)氏が2026年11月2日付で就任する。同氏は、世界的企業の経営陣でブランド戦略や広報を率いてきた実績を持つ。直近ではスウェーデンの銀行SEB(SEB)でブランド・マーケティング・広報部門の責任者を務め、それ以前は製紙・林産会社ストラ・エンソ(Stora Enso)、鉄鋼メーカーSSAB(SSAB)でも要職を歴任した。1975年生まれのスウェーデン国籍で、スウェーデン・ウプサラ大学(Uppsala University)で経営学・経済学の修士号を取得している。

一方、人材・リーダーシップ担当上級副社長(SVP People & Leadership)には、カタリナ・ニルソン(Katarina Nilsson)氏が2026年9月1日付で就任する。同氏は現在、エピロックの地下機械事業部門で人事・リーダーシップ・SHEQ(安全・健康・環境・品質)担当副社長を務めており、2023年に同社へ入社した。これまで法務・人事分野でグローバル企業の経営陣に参画し、中国で約10年間勤務した経験も持つ。入社前は電池メーカーのノースボルト(Northvolt)および林産会社SCA(SCA)で法務責任者を歴任。1971年生まれで、スウェーデン・ルンド大学(Lund University)で法学修士号を取得している。

エピロックの社長兼CEOであるヘレナ・ヘドブロム(Helena Hedblom)氏は、「ナディム・ペンサー氏の長年にわたる卓越した貢献に感謝したい。同氏は当社の成功を支える重要な存在であり、グループ経営陣の貴重なメンバーだった。新たにウルリカ・アレスコグ・リリヤ氏を迎えるとともに、カタリナ・ニルソン氏との連携をさらに深めていくことを楽しみにしている」とコメントした。

今回の組織改編により、エピロックのグループ経営陣は従来の6人体制から7人体制へ拡充される。ブランド・広報機能と人材・リーダーシップ機能をそれぞれ独立した経営領域として位置付けることで、企業ブランドの強化と人材戦略の高度化を図る狙い。

エピロックは鉱山・インフラ市場向けに、さく岩機や掘削機械、建設機械、各種ツールなどを開発・製造するほか、自動化・デジタル化・電動化ソリューションやアフターサービスを世界展開している。2025年の売上高は約620億スウェーデンクローナで、約150カ国に約1万9,000人の従業員を擁する。

画像:Ulrika Areskog Lilja and Katarina Nilsson

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