ホロット(Haulotte):2026年6月29日
ホロットは6月29日、全ての純正スペアパーツを対象にメーカー保証期間を2年間へ延長すると発表した。適用対象は2026年1月31日以降の購入分で、保有台数や業種を問わず全顧客に提供する。対象地域は北米・中南米を除く全世界となる。
今回の保証拡充は、機械ライフサイクル全体を通じた顧客価値向上を狙う取り組みの一環。高所作業車(MEWP:Mobile Elevating Work Platform)業界における新たな基準を打ち出すとともに、品質、信頼性、顧客満足への長期的なコミットメントを強化する。
同社は今回の施策を単なる保証期間延長ではなく、機械の導入から運用、保守までを支援する独自アプローチ「ドライブ・コンフィデンス(Drive Confidence)」の具体化と位置付ける。価格だけに依存しない合理的な意思決定を支援する考えで、「安全(Safety)」「成果(Success)」「サポート(Support)」「持続可能性(Sustainability)」の4つを柱としている。
■純正部品の価値を高める2年保証
業界ではスペアパーツ保証期間を6カ月または12カ月とするメーカーが一般的な中、ホロットは全純正部品に対して2年間のメーカー保証を設定した。
設備稼働率と収益性の確保が重要視される市場環境において、保守・交換の判断は運用コストに直結する。同社は保証延長により、顧客が総保有コスト(TCO:Total Cost of Ownership)を最適化し、長期にわたり安定した機械性能を維持できるとしている。
この施策は「ドライブ・サクセス(Drive Success)」の考え方とも連動し、①設備稼働率の最大化、②突発停止の削減、③保有機全体の高効率運用の維持を後押しする。
また、純正部品は耐久性を重視して設計され、厳しい使用環境下で検証されており、機械の長期・高負荷運用と運用効率維持に寄与するとしている。
■グローバル体制でアフターサポート強化
新保証制度は性能面だけでなく、日常運用支援や長期的な事業継続性を支える「ドライブ・サポート(Drive Support)」の強化にもつながる。
ホロットのスペアパーツ事業部門マネージャー、ギヨーム・メルシエ(Guillaume MERCIER)氏は、「今回の保証延長は、シームレスで信頼性の高い顧客体験を提供するという当社の姿勢を示すもの。純正スペアパーツ全体への保証拡大により、顧客はより高い安心感、設備稼働率向上、総保有コスト低減、安全で高性能な運用の継続という価値を享受できる」とコメントした。
同施策は、同社のグローバルアフターサービス体制によって支えられる。具体的には、3万7,000点超のスペアパーツ在庫、7カ所の物流拠点ネットワーク、迅速配送体制を整備し、現場停止時間の最小化を図る。
さらに、技術支援、迅速な対応体制、デジタルサービスを組み合わせることで、設備ライフサイクル全体を通じた継続稼働と安定支援を実現するとしている。
なお、新保証制度の適用条件は、ホロットの純正スペアパーツであること、および保証条件に準拠する全顧客が対象となる。
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