・外需が大幅増で全体を牽引、自動車・電気機械など内需も好調
日本工作機械工業会が発表した2026年4月の受注総額は1,889億円(前年同月比145.1%)と前年を大幅に上回った。外需が引き続き高水準で推移し全体を牽引したほか、内需でも自動車や電気機械が堅調に推移した。
外需は1,397億円(同145.8%)と大幅増。地域別ではアジアが762億円(同158.1%)と高水準で、このうち東アジアは605億円(同154.7%)。中国が533億円(同157.0%)と大きく伸びたほか、台湾34億円(同185.4%)も大幅増となった一方、韓国38億円(同115.8%)は堅調に推移した。その他のアジアではインド77億円(同161.4%)が大幅増となり、マレーシア21億円(同211.9%)、フィリピン12億円(同1,419.0%)も大きく伸長した。一方、シンガポール9億円(同94.9%)は前年をわずかに下回った。
北米は411億円(同128.2%)と増加。米国が358億円(同131.5%)と全体を牽引し、ブラジル33億円(同392.8%)が大幅増となった一方、カナダ20億円(同50.1%)は前年を下回った。欧州は203億円(同147.2%)で、このうちEUは155億円(同155.9%)。主要国ではフランス31億円(同227.1%)が大幅増、ドイツ45億円(同132.3%)、イタリア27億円(同115.8%)も増加した。
内需は493億円(同143.4%)と前年を大幅に上回った。業種別では自動車が113億円(同213.6%)と大幅増、うち自動車部品は77億円(同236.3%)と特に伸長した。電気機械は51億円(同174.1%)と大幅増で、電気・精密計では78億円(同161.6%)と高い伸びとなった。航空機・造船・輸送用機械は38億円(同195.7%)と大幅増、鉄鋼・非鉄金属は30億円(同310.8%)と著しく伸長した。一方、建設機械は12億円(同76.5%)、金属製品は15億円(同76.4%)はいずれも前年を下回った。
また、販売額は1,862億円(同144.7%)、受注残高は8,782億円(同126.2%)だった。