シチズンマシナリー、インドに販売会社設立、販売・サービス体制強化で事業拡大加速

シチズンマシナリーは5月12日、インド市場での事業拡大と販売・サービス体制強化を目的に、現地販売会社「シチズンマシナリー・インディア(CITIZEN MACHINERY (INDIA) PVT. LTD.)」を設立すると発表した。成長市場であるインドで販売網や技術支援体制を強化し、2027年度までに年間販売台数を現在の約2倍となる400台体制へ引き上げる方針。

同社は2030年に向けた長期目標として「売上高1,000億円超」を掲げており、現中期経営計画(2025~2027年度)ではグローバル市場での拡販と顧客開拓を推進している。中でもインド市場については、世界的に高い成長が期待される重要市場と位置付けており、工作機械事業における主要成長ドライバーの一つとしている。

インド市場では、自動車関連や医療分野を中心に工作機械需要が拡大しており、中長期的にも市場成長が続く見通し。同社は1985年からインド市場への取り組みを開始し、2007年には駐在員事務所を開設。さらに2014年には、シチズン時計の現地法人「シチズンウォッチズ・インディア(Citizen Watches (India) Pvt. Ltd.)」内にテクニカルセンターを設置するなど、段階的に現地体制を強化してきた。

今回設立する新会社の資本金は6億インドルピー(約10億円)。現地販売会社の設立により、本体在庫機能やスペアパーツ供給機能を強化し、短納期対応や迅速な保守サービスを実現する。また、サービス・アプリケーションサポート機能の拡充により、加工技術支援や生産性向上提案を強化するほか、マーケティング・プロモーション機能を強化し、市場ニーズに即した提案活動を展開する。

同社は、販売・サービス体制を現地で一体的に強化することで、顧客対応力や提案力を高め、インド市場での事業基盤拡大を図る考え。

■ 販売会社概要
会社名:シチズンマシナリー・インディア(CITIZEN MACHINERY (INDIA) PVT. LTD.、予定)
所在地:インド・バンガロール
設立予定:2026年10月
事業内容:工作機械およびサービス部品の販売、関連事業全般
従業員数:16名予定(日本人駐在員2名含む)
資本金:6億インドルピー(約10億円)

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