ソディック、26年1〜3月決算は増収増益、工作機械事業が大幅増収

ソディックは5月12日、2026年12月期第1四半期(2026年1~3月)の連結決算を発表した。売上高は216億2,400万円(前年同期比14.9%増)、営業利益は17億7,800万円(同38.8%増)、経常利益は21億9,000万円(同100.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は19億5,700万円(同106.8%増)となった。1株当たり四半期純利益は38.76円(前年同期18.72円)だった。

同社を取り巻く環境は、国内経済が緩やかな回復基調にある一方で、不安定な為替相場、原材料価格・エネルギー価格の高止まり、ウクライナや中東情勢などの地政学的リスクにより、依然として先行き不透明な状況が続いた。

同社は2029年12月期までに売上高1,000億円、営業利益100億円の達成を目標とする中期経営計画を策定し、従来のローリング型からコミットメント型へ変更した。構造改革や高付加価値領域へのシフトを進めるほか、アドバンテッジパートナーズとの資本業務提携を通じて販売力・ソリューション力・管理体制の強化、M&A推進を進める方針。

■ 事業セグメント別業績
事業セグメント別では、工作機械事業の売上高が166億7,000万円(前年同期比22.4%増)、営業利益は23億200万円(同7億3,200万円増)となった。中華圏で電子部品、モバイル関連、NEVなどの需要が継続したほか、その他地域でも堅調な需要を背景に全地域で前年同期を上回る売上を確保した。

産業機械事業は売上高23億8,400万円(同1.2%増)、営業利益7,800万円(同1,200万円増)となった。自動車関連の設備投資先送りが続く一方、データセンター向け光コネクタやスマートフォン向け需要が日本、中華圏、米国で堅調に推移した。

食品機械事業は売上高13億600万円(同14.9%減)、営業利益2億600万円(同1億800万円減)となった。製麺設備や惣菜関連設備の需要は堅調だったが、無菌包装米飯製造装置は競争環境の変化で販売が減少した。

その他事業は売上高12億6,400万円(同3.7%減)、営業利益1,700万円(同2,100万円減)だった。精密金型・精密成形事業は堅調だった一方、要素技術事業で一部案件の後ろ倒しがあった。

■ 財政状態
当第1四半期末の総資産は1,576億6,000万円で、前期末比19億6,500万円増加した。現金及び預金が36億6,000万円増加したことや、商品及び製品が15億500万円増加したことなどが主因。
負債は654億9,600万円で、前期末比3億9,300万円増加した。契約負債の増加や短期借入金の増加があった一方、電子記録債務や長期借入金の減少が一部相殺した。
純資産は921億6,400万円で、前期末比15億7,100万円増加した。利益剰余金の増加や為替換算調整勘定の増加が寄与したが、自己株式の増加が一部相殺した。

■ 2026年12月期の業績予想
2026年12月期通期の業績予想は、売上高885億円(前期比9.8%増)、営業利益55億円(同30.2%増)、経常利益60億円(同14.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益51億円(同13.0%増)を据え置いた。1株当たり当期純利益は100.70円を見込む。
配当については、2026年12月期の年間配当予想を35円とし、第2四半期末20円、期末15円を計画している。第2四半期末配当には設立50周年記念配当6円を含む。

ソディックの2026年12月期第1四半期決算短信

決算説明資料