ヤマザキマザック、米アリゾナ州に新テクニカルセンタ開設、半導体・航空宇宙向け支援強化

ヤマザキマザック(愛知県丹羽郡大口町)は4月30日、米国アリゾナ州に新たなサポート拠点「フェニックステクニカルセンタ」を4月28日に開設したと発表した。製造業の集積が進む米国南西部で販売・サービス体制を強化し、成長分野への対応力を高める。

アリゾナ州では近年、半導体関連企業を中心に投資や拠点設立が相次ぎ、航空宇宙分野の集積も進展している。これに伴い工作機械需要の拡大が見込まれており、同社は受注が好調な米国市場の中でも特に成長性の高い南西部地域に照準を合わせた。

新拠点の延床面積は約1,200㎡。施設内には、日本製の複合加工機や5軸加工機に加え、米国生産機種を含む最新の工作機械を計7台設置した。実機によるテストカット対応のほか、トレーニングルームを活用したプログラミング講習などを実施し、顧客の加工技術向上と立ち上げ支援を行う。

同センタは同社にとって85カ所目のサポート拠点となる。グローバルで展開するネットワークを活用し、地域密着型のサービスと最先端ソリューションの提供を一層強化する。

開業式典で山崎高嗣社長は「創業以来、お客さまの近くで課題解決に向き合う姿勢を重視してきた。本センタを通じて、成長を続ける米国製造業に先進技術と地域密着型の支援を提供し、競争力向上に貢献する」と述べた。

また、米国現地法人マザック・コーポレーション(Mazak Corporation)のダン・ヤンカ社長は「顧客が求めるサービスを迅速に提供するため、地域拠点の整備を進めている。半導体や航空宇宙など主要産業への支援を通じ、地域製造業の発展に寄与する」とコメントした。

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