アイチコーポレーション、25年度売上は0.5%増の596億円、26年度予想は5.7%増の630億円

アイチコーポレーションが4月24日に発表した2026年3月期(2025年度)の経営成績によると、売上高は前期を3億600万円(前年度比0.5%増)上回る596億1,300万円となった。セグメント別には、特装車売上高は前期を13億7,400万円(同3.0%減)下回る446億5,200万円、部品・修理売上高は前期を13億7,200万円(同10.8%増)上回る140億6,100万円となった。利益については、営業利益は前期を7,100万円(同1.0%増)上回る75億1,100万円、経常利益は前期を5,200万円(同0.6%減)下回る81億7,200万円となった。また、親会社株主に帰属する当期純利益は前期を3億2,300万円(同5.1%増)上回る66億5,800万円となった。

アイチコーポ2026年3月期データ


2025年度におけるわが国経済は、中東情勢の緊迫化による原油・ナフサ等の輸入原材料の不足や燃料コストの増加、日中関係の悪化継続によるグローバルサプライチェーンの混乱、米国大統領の通商政策を巡る不透明感、人手不足の深刻化、金利上昇、為替相場の急激な変動、人件費をはじめとした種々のコスト増加等の悪材料が相次ぎ、依然として景気の先行きは不透明な状況が続いた。
同社グループを取り巻く環境は、労務費の上昇や部品価格の値上げ等が継続し、引き続き厳しい経営環境で推移した。このような状況の中、特装車の売上については、前第1四半期連結累計期間においてトラックマウント式高所作業車用のシャシ認証問題の解消による前期繰越売上があったため前連結会計年度比で下回ったものの、サービス事業については、ワンストップサービスの展開や予防整備提案・車検業務取込等の積極的な事業活動を推進した結果、前年度比で増収となり、売上高全体でも増収を確保した。また、利益についても、生産性向上と原価低減活動をはじめとするコスト削減活動を継続した結果、前年度比で増益となった。

■今後の見通し
 次期の経済見通しについては、中東情勢の緊迫化による燃料コストの増加や輸入原材料の供給制約、金利上昇、為替相場の急激な変動等の懸念材料も多く、先行きは引き続き不透明な状況が続くものと予想される。次期の連結業績の予想としては、国内市場におけるサービス・リース・中古車販売等の更なるバリューチェーン延伸による収益機会の創出および海外市場の開拓強化を実現することにより、売上高630億円(前年度比5.7%増)、営業利益79億円(同5.2%増)、経常利益85億円(同4.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益67億円(同0.6%増)を見込んでいる。

アイチコーポレーションの2026年3月期決算短信
決算参考資料