極洋、鳥取県倉吉市に冷凍食品工場、西日本の供給体制を強化

・市販用冷凍食品の事業を拡大

 ㈱極洋(東京都港区)は5月23日、市販用冷凍食品の事業を拡大させるため、鳥取県倉吉市に工場を新設すると発表した。

 極洋では、市販用冷凍食品の需要の高まりに対応するため、子会社の極洋食品(宮城県塩釜市)の塩釜工場に加え、西日本エリアの生産拠点として、鳥取県の工場を取得・改修し、新工場とすることとにした。これにより、生産力を増強するとともに、全国的な物流の効率性も向上させていく。なお、同工場は極洋食品㈱が運営する。
 極洋では同工場の新設により、地域経済・雇用創出に貢献していくとしている。

<新工場の概要>
名称:極洋食品㈱ 倉吉工場
所在地:鳥取県倉吉市関金町関金宿141
敷地面積:15,800 ㎡
稼働開始時期:2025年4月(予定)
生産品目:市販用油ちょう冷凍食品(水産素材のフライ製品等)
初期生産能力:約1,500トン
従業員数:初年度 約30名
初期設備投資額:14億円
その他:2026年度以降 事業拡大を進める

<極洋食品㈱の概要>
本社所在地 :宮城県塩釜市新浜町三丁目20-1

生産品目:
塩釜工場:業務用・市販用冷凍食品(水産素材のフライ製品、煮魚等)、魚卵加工品
八戸工場:定塩鮭などのサケ加工品
ひたちなか工場:たらこ・明太子などの魚卵加工品等

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