日立建機、CSPI2026で新ブランド「LANDCROS」構想を発信、遠隔・自動化やGX建機を実演展示

日立建機は6月12日、6月17日〜20日に幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催される「第8回 国際 建設・測量展(CSPI2026)」への出展概要を発表した。2027年4月に予定する社名・ブランド変更を見据え、新ブランド「LANDCROS」の方向性とともに、遠隔・自動化技術、ICT施工、カーボンニュートラル対応機械など、次世代建設現場に向けたソリューション群を紹介する。

今回の展示テーマは、新ブランド「LANDCROS」に込めた「革新的ソリューションをすべてのお客さまに提供する」という社会へのコミットメントの具体化。安全性、生産性向上、脱炭素化を支える製品・技術・サービスを屋内外で実演する。

屋外展示では、油圧ショベル「ZX200A-7」を対象に、コックピット型遠隔操作システム「RBT Remote Cab」を活用した遠隔操作デモを実施。来場者による試乗体験も用意し、建設現場における遠隔施工の実用性を訴求する。試乗は車両系建設機械運転技能講習修了証の保有者が対象。

屋内展示では、幕張メッセ会場と茨城県土浦市のデモサイトを接続し、遠隔操作油圧ショベル「RBTシリーズ」による遠隔・自動運転デモンストレーションを行う。加えて、可搬式充電設備とバッテリー駆動式ショベル、アタッチメント着脱システム「P-Line(ピーライン)」を組み合わせた実演も予定している。

ICT施工・現場最適化ソリューションでは、「Solution Linkage」シリーズを展示する。対象製品は、3Dマシンガイダンス「Solution Linkage MG」、積込進捗管理「Solution Linkage Payload」、土量進捗管理「Solution Linkage Ryube」、転圧管理「Solution Linkage Compactor」、ダンプ運行管理「Solution Linkage Mobile」、点群生成「Solution Linkage Point Cloud」、土量計測「Solution Linkage Survey」など。

カーボンニュートラル分野では、2WAY稼働対応のバッテリー駆動式ショベル「ZE85」(GX建機認定:GX-19)を展示するほか、九州電力と共同開発した可搬式充電設備「Go-ENE」、いすゞ自動車の電源コンポーネントを活用したコンバートEV仕様「ZX30U-5B」(参考出展)も紹介する。

また、異なるメーカーの建設機械を一元管理できる資産管理システム「LANDCROS Connect」や、完全油圧式クイックカプラソリューション「P-Line」、チルトローテータなど、省人化・生産性向上に向けた現場プロセス最適化技術も披露する。

会期中には展示ホール内で特別セミナーも開催する。6月17日のA会場では執行役 研究・開発本部長の松下慎氏が「GX建機×DXで創る豊かな街の未来 ― 脱炭素を力に変える協創型の現場改革」をテーマに講演。B会場ではブランド・コミュニケーション本部長の紺野篤志氏が「建設機械の進化、その先へ ― Beyond the Machinery」をテーマに登壇する。セミナーは事前申込制。

日立建機は、2027年4月1日付で商号を「ランドクロス株式会社」に変更し、コーポレートブランドも「LANDCROS」へ刷新する予定。今回のCSPI2026は、新ブランド戦略と次世代ソリューションを市場へ本格発信する場となる。

■展示会概要

会期:2026年6月17日〜20日(10:00〜17:00、最終日は16:00まで)
会場:幕張メッセ1〜8ホール・屋外展示場・屋外展示場ANNEX(千葉県千葉市美浜区)
日立建機ブース:屋内15-91、屋外ODA-54
展示会名:第8回 国際 建設・測量展(CSPI2026)

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