キャタピラー(Caterpillar):2026年6月10日
キャタピラーは6月10日、取締役会において四半期配当の引き上げを決議したと発表した。配当額は1株当たり12セント増額し、前年から8%増となる1.63ドルとする。支払日は2026年8月19日、権利確定日は2026年7月20日。
同社は今後も、機械・エネルギー・輸送事業「マシナリー、パワー&エナジー(Machinery, Power & Energy、MP&E)」で創出するフリーキャッシュフローについて、配当と自社株買いを通じて長期的に株主へ実質的に還元していく方針を維持する。
ジョー・クリード(Joe Creed)会長兼CEOは、「当社の業績は、世界トップクラスの製品と先進技術を組み合わせ、顧客が直面する最も困難な課題の解決に取り組んできた企業戦略の実行成果を示している」とコメント。その上で、「これが収益性の高い成長、MP&E事業の強力なフリーキャッシュフロー創出につながり、S&P500配当貴族指数における当社の地位を維持する配当引き上げを可能にした」と述べた。
キャタピラーは創業以来、毎年現金配当を継続して実施しており、四半期配当は1933年から継続している。また、年間配当額の引き上げは32年連続となる。こうした継続的な増配実績により、同社は「S&P500配当貴族指数(S&P 500 Dividend Aristocrats Index)」の構成銘柄として認定されている。
■ キャタピラー(Caterpillar)について
キャタピラーは、建設機械、鉱山機械、オフハイウェイ向けディーゼル・天然ガスエンジン、産業用ガスタービン、ディーゼル電気機関車などを展開する世界大手メーカー。2025年の売上高は676億ドルだった。
事業は主に「パワー&エナジー(Power & Energy)」「建設産業(Construction Industries)」「資源産業(Resource Industries)」の3部門で構成され、グローバルな販売代理店網と「キャット・ファイナンシャル(Cat Financial)」による金融サービスを活用し、顧客課題の解決を進めている。
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