大王製紙 、CNF複合樹脂「ELLEX-R67」 商用プラント設置

・CNFの事業拡大を目指して2025年度に年産2,000トン設備稼働

 大王製紙(東京都千代田区)は5月8日、セルロースナノファイバー(以下、CNF)複合樹脂の商用プラントを三島工場(愛媛県四国中央市)に設置すると発表した。CNFの軽くて強い特長を活かし、自動車部材や家電製品への用途展開が期待されるCNF複合樹脂は、2022年のパイロットプラント稼働を契機に、製造プロセス、用途開発がより一層加速していることから、CNFの社会実装を実現する規模の商用プラントの設置を決定した。2025年度に生産能力年産2,000トンの商用プラント稼働を計画し、CNFの事業拡大を目指す。

<設備概要>
生産品種:CNF複合樹脂「ELLEX-R67」
生産能力:年産2,000トン
設置工場:三島工場(愛媛県四国中央市三島紙屋町5-1
設備投資額:約40億円
営業運転開始:2025年度中(予定)

 詳細は、ニュースリリース