ワシントン、7月2日、米国際貿易委員会(USITC=United States International Trade Commission)は7月2日、日本から輸入されるラチスブーム式クローラークレーン(LBCC=Lattice-Boom Crawler Cranes)について、米商務省(U.S. Department of Commerce)が不当廉売(ダンピング)により米国で公正価格を下回って販売されていると認定したことを受け、米国産業が当該輸入によって実質的な損害を受けているとの最終判断を下した。
今回の調査は反ダンピング調査(調査番号:731-TA-1742)の最終段階として実施されたもので、デービッド・S・ジョハンソン(David S. Johanson)委員長、ジェイソン・E・カーンズ(Jason E. Kearns)委員、エイミー・A・カーペル(Amy A. Karpel)委員の3氏が賛成票を投じた。
この肯定的な最終認定を受け、米商務省は日本製ラチスブーム式クローラークレーンに対する反ダンピング関税命令(アンチダンピング・デューティー・オーダー)を発令することになる。
USITCは、調査結果をまとめた最終報告書「日本製ラチスブーム式クローラークレーン(Lattice-Boom Crawler Cranes (LBCCs) from Japan)」(USITC公表資料5764号)を2026年8月12日までに同委員会のウェブサイトで公開する予定。同報告書には、委員会の判断理由や調査を通じて収集した各種データ・分析結果が盛り込まれる。
なお、本件の調査経過や関連資料は、USITCの調査データベースシステム(IDS=Investigations Database System)で閲覧できる。
■記事のポイント
- 米国際貿易委員会(USITC)が日本製ラチスブーム式クローラークレーンによる米産業への実質的損害を最終認定。
- 米商務省によるダンピング認定を受け、日本製LBCCに対する反ダンピング関税が正式に発動される見通し。
- 最終報告書は2026年8月12日までに公開予定。
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