鹿児島県鹿屋市は7月22日、味覚糖(大阪市中央区)と7月21日付で立地協定を締結したと発表した。同社は鹿屋市吾平町に鹿児島工場を新設し、ロングセラー商品「おさつどきっ」の原料加工拠点を整備する。投資額は約6億8,000万円で、2027年9月の操業開始を予定している。
味覚糖は1949年に大阪市で設立された菓子・食品メーカー。「ぷっちょ」「シゲキックス」「e-maのど飴」「忍者めし」など数多くのヒット商品を展開するほか、「UHAグミサプリ」など健康食品分野にも事業を拡大している。
今回の新工場建設は、「おさつどきっ」の製造内製化と需要拡大への対応を目的としたもの。新工場では、これまで協力工場で実施していたサツマイモのスライス・冷凍加工を段階的に内製化する。
原料産地に近い鹿児島で加工を行うことで、輸送時の鮮度劣化リスクを低減するとともに、品質や歩留まりの向上を図る。これにより、高品質な製品の安定供給体制を構築し、今後の事業拡大につなげる考え。
新工場は鹿屋市吾平町上名4760番地3に建設する。敷地面積は8,676㎡、延床面積は2,738.03 ㎡。2026年8月に着工し、2027年9月の操業開始を予定する。新規雇用は23人を見込み、年間売上高は約9億5,000万円を計画している。
鹿屋市は、同社の進出により地域での雇用創出に加え、サツマイモ産地との連携強化や地域経済の活性化など、幅広い波及効果が期待されるとしている。
■プロジェクト概要
- 事業者:味覚糖株式会社
- 工場名:鹿児島工場
- 所在地:鹿児島県鹿屋市吾平町上名4760番地3
- 投資額:約6億8,000万円
- 用地面積:8,676 ㎡
- 延床面積:2,738.03 ㎡
- 着工予定:2026年8月
- 操業予定:2027年9月
- 事業内容:菓子類の原料加工(サツマイモのスライス・冷凍加工)
- 新規雇用:23人
- 年間売上計画:約9億5,000万円