三一(SANY) :2026年7月28日
三一(SANY)は7月23日、中国・長沙市にある「第18灯台工場(No.18 Lighthouse Factory)」にモロッコの主要メディア代表団を招き、同社のスマート製造の取り組みやグローバル戦略を紹介した。代表団は世界最高水準とされる生産現場を視察し、製造工程の自動化・デジタル化を体感するとともに、同社のアフリカ事業の展開について理解を深めた。
視察団には、モロッコ国営放送(SNRT:National Radio and Television Company of Morocco)、マグレブ・アラブ通信(MAP:Maghreb Arab Press)、レコノミスト(L’Économiste)、ロピニオン(L’Opinion)、ジュンヌ・アフリック(Jeune Afrique)、モロッコ・ディプロマティック(Morocco Diplomatique)など、テレビ、通信社、経済紙、デジタルメディアを含む9社の記者が参加した。
一行は「灯台工場」で、鋼板が生産ラインに投入されてからコンクリートポンプ車が完成するまでの一連の工程を見学。製造設備や物流、品質管理までを高度に統合したインテリジェント製造システムに触れ、その先進性に高い評価を示したという。
三一(SANY)のモロッコ事業は2002年、2台のモーターグレーダをカサブランカへ出荷したことを契機に始まった。以降20年以上にわたり、モロッコをはじめ北アフリカ地域で事業を拡大。現在では建設機械に加え、再生可能エネルギー設備、マイクログリッド、エネルギー貯蔵ソリューションなども展開し、機械製造とグリーンエネルギーを融合した事業モデルを構築している。湖南省においても、北アフリカとの産業協力をけん引する代表的企業の一つとなっている。
2026年は中国・モロッコ戦略的パートナーシップ締結10周年の節目に当たる。6月10日に開催された「2026中国・アフリカ経済貿易博覧会(2026 China–Africa Economic and Trade Expo)」の「アフリカ進出(Into Africa)」モロッコセッションでは、「湖南アフリカ新エネルギー産業連盟(Hunan New Energy Industry Alliance for Africa)」が正式に発足し、三一グループ(SANY Group)が会長機関に就任した。
同社は今後も「グローバル化」「デジタル化」「脱炭素化」の3つを柱とする成長戦略を推進し、モロッコをはじめアフリカ各国のパートナーと連携しながら、スマート機械とグリーンエネルギーソリューションを通じて産業高度化と持続可能な発展への貢献を目指すとしている。
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