ヤマシンフィルタは9月8日、第三者割当による第5回新株予約権の発行を決議したと発表した。これにより約116億円を調達する。資金使途は以下のとおり。
・合成高分子系ナノファイバー関連設備への設備投資:50億円
・事業ポートフォリオ拡大に伴う設備投資:20億円
・合成高分子系ナノファイバーの用途拡大に向けた研究開発投資:10億円
・M&A及び資本・業務提携等の将来の戦略的投資:36.11億円
計116.11億円
ヤマシンフィルタは、「仕濾過事」(ろかじにつかふる)フィルタビジネスを通じて社会に貢献するという経営理念のもと、「環境」、「空気」、「健康」をテーマにESG等の社会的課題解決に取り組み、コーポレートサステナビリティの強化に努めている。
また、経営戦略上の中⾧期的な目標として、「建設機械フィルタの専門メーカから総合フィルタメーカへの飛躍」を掲げ、中期的持続的成⾧を実現するために、①事業ポートフォリオの拡大、②収益性の改善、③人材の育成強化、④ガバナンスの更なる充実に重点的に取り組んでいる。
これらの成⾧戦略の推進にあたり、ヤマシンフィルタは独自に開発した合成高分子系ナノファイバー「YAMASHIN Nano Filter™」の量産化技術を活かし、ヤマシンフィルタのコアビジネスである建機用フィルタ事業のみならず、エアフィルタ事業、アパレル事業、ヘルスケア事業等のあらゆる事業において活用することを目指しており、足下でこれらの取り組みを進めている。
上記の取り組みにより、「YAMASHIN Nano Filter™」需要が見込まれる中、ヤマシンフィルタグループとしては、これらの需要に対して、機動的、効率的かつ柔軟に対応できる生産体制を整えると同時に、更なる研究開発により高度化を果たし、用途拡大と事業領域・販売地域の拡大を果たしていくことが、ヤマシンフィルタの中⾧期の成⾧戦略、ESG等の社会課題解決への取り組みを遂行していく上で、極めて重要であると考えている。
中期的な視野に立った、今回の将来の成⾧のための設備投資資金、「YAMASHIN Nano Filter™」の事業用途拡大に向けた研究開発費、及びヤマシンフィルタグループの事業領域における海外進出や新規顧客の開拓等を目的としたM&A及び資本・業務提携等の将来の戦略的投資につき、エクイティ性のファイナンスを行うことで、資金確保と同時に財務基盤の強化を行い、ヤマシンフィルタの更なる発展と社会貢献を果たしていくことを目的としている。
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