アマダ、米国・切削機械メーカーを買収、北米でバンドソーのリーディングカンパニーへ

    ㈱アマダホールディングスは8月8日、7 月30日付(米国時間)で、米国の切削機械メーカーMarvel Manufacturing, Inc.(ウィスコンシン州、以下マーベル社)の全株式を取得し、完全子会社としたと発表した。

   マーベル社は、同日付でAMADA MARVEL, INC.(アマダ・マーベル社)に名称変更した。マーベル社は、北米地区で100 年以上にわたり、切削機械・器具およびブレードの製造、販売を手掛けてきた老舗メーカー。同社の主力商品である竪型チルトバンドソーは、建材、各種車両、農業機械などに使われる鋼材の一種、軽量形鋼の切断加工機として、北米で高いシェアを維持している。

 アマダグループは、この買収を通じて軽量形鋼用のバンドソーを新たに商品ラインナップに加えることにより、北米においてバンドソーの売上高で第1位メーカーとなる。今後は、竪型チルトバンドソーの専用ブレードを日本で開発し、アマダ・マーベル社が北米で販売するほか、アマダグループの現地法人を通じて北米以外の地区でアマダ・マーベル社の商品を販売するなど、グループの開発・営業基盤を活かして切削事業をグローバルで拡大していく。また、同社の工場を切削機械の周辺装置を生産する製造拠点として活用することも視野に入れている。

 アマダは、中期経営計画における成長戦略としてグローバル市場の拡大を掲げている。今回の買収を通じて、商品ラインナップの拡充、およびグローバルで製販体制の強化を図り、グループの切削事業の売上高を2021 年度までに500 億円、2017 年度の340 億円から1.5 倍に拡大することを目指す。

<アマダ・マーベル社概要>

社 名: AMADA MARVEL, INC.

所在地: 3501 Marvel Drive, Oshkosh, WI 54902, USA

設立: 1904 年(マーベル社設立年)

代表者: Archie Stam, CEO (アーチィ・スタム)

事業内容: 切削機械・器具の開発・製造・販売・サービス、ブレードの開発・製造・販売

売上高: 約 26 億円 (2017 年)

従業員: 101 名 (2017 年末)

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