竹内製作所、2018年2月期第2四半期売上は12.2%増の523億円、通期900億円に上方修正

 ㈱竹内製作所が発表した第2四半期(2017年3~8月)連結業績によると、売上高は523億3,600万円(前年同期比12.2%増)になった。利益面は、販売台数は増加したが、円高によりポンド建て売上の円換算額が減少したこと及び未実現利益額の影響により、営業利益は82億6,900万円(同15.3%減)、経常利益は前年同期に比べ為替差損が減少したことにより83億6,100万円(同0.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、税金費用を25億7,200万円計上したことなどにより57億8,800万円(同6.0%増)となった。

 主力市場である米国では、労働市場の回復を背景にした個人消費の底堅い成長が持続したことに加えて、設備投資の回復も明確になったことにより、景気は緩やかな拡大が持続した。英国は、EU離脱交渉の不確実性が残る中、個人消費の減速により、景気の拡大ペースは鈍化してきた。その他欧州は、雇用情勢の改善を受けた個人消費が堅調に推移したことに加えて、投資の回復も加わり、景気の拡大基調がユーロ圏のほぼ全域に広がってきた。

 このような環境の中で竹内製作所は、米国及び欧州とも販売網の拡充や需要が増加したことにより、ミニショベル、油圧ショベル及びクローラーローダーの販売台数は、前年同期に比べ増加した。

 竹内製作所2018年2月期第2四半期データ

■セグメント別の業績は次のとおり

<日 本> 欧州向けミニショベルの販売台数が増加したことにより、売上高は181億5,200万円(前年同期比15.3%増)、セグメント利益は販売子会社向けの売上高が減少したことに加えて、円高によりポンド建て売上の円換算額が減少したことにより57億900万円(同8.6%減)となった。

<米 国> ミニショベル、油圧ショベル及びクローラーローダーの販売台数が増加したことにより、売上高は259億1,200万円(前年同期比9.8%増)、セグメント利益は日本からの製品仕入価格の値上げの影響により8億6,500万円(同44.0%減)となった。

<英 国> 円高でポンド建て売上が為替の影響を受けたが、ミニショベル及び油圧ショベルの販売台数が増加したことにより、売上高は55億7,100万円(前年同期比13.5%増)、セグメント利益は2億9,300万円(同52.2%増)となった。

<フランス>ミニショベル及び油圧ショベルの販売台数が増加したことにより、売上高は26億1,000万円(前年同期比31.2%増)、セグメント利益は2億500万円(同66.5%増)となった。

<中 国> 油圧ショベルの販売台数が減少したことにより、売上高は8,900万円(前年同期比76.1%減)、セグメント利益は日本への部品の供給が増加したこと及び貸倒引当金の戻入などがあったことにより、2億2,900万円(同274.8%増)となった。

■通期業績を上方修正、売上高は900憶円、当期純利益は88億円の見通し

 2018年2月期連結売上高は、欧州でのミニショベル及び油圧ショベルの上期販売が好調に推移し、下期も引き続き前回予想を上回る見通しとなったこと、及び為替レート(英ポンド及びユーロ)が、前回予想より円安に推移することを想定し、売上高見通しは43億円増加し900億円に修正した。利益面も売上高の増加見通し、想定為替レートが円安に推移すること及び営業外費用の為替差損の減少を見込むことにより、営業利益は9億5,000万円増の126億5,000万円、経常利益は12億円増んも127億円、親会社株主に帰属する当期純利益は9億円増の88億円となり、それぞれ前回予想よりも増益となる見通しと修正した。

 なお、第3四半期以降の為替レートは、1米ドル=110円、1英ポンド=146円、1ユーロ=128円、1人民元=16.6円を前提としている。(前回予想では1米ドル=110円、1英ポンド=137円、1ユーロ=118円、1人民元=16円)

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