コマツと同社子会社のEARTHBRAINは6月16日、共同開発した20トンクラスの次世代型油圧ショベル「PC200i-12 遠隔システム仕様」および、同機種に対応した遠隔操作システム「Smart Construction Teleoperation」の販売を6月17日より開始すると発表した。
本機種は、同社初のSDV(Software Defined Vehicle)型油圧ショベルをベースに開発された。従来の遠隔仕様車では困難であった3Dマシンコントロールや自動旋回機能などのICT施工機能をはじめ、高度な安全支援機能を遠隔操作下でも完全に活用できる点が最大の特徴である。
■「PC200i-12 遠隔システム仕様」の主な特徴と技術的優位性
・高度な施工・安全機能の遠隔継承
従来の遠隔操作で課題となっていた操作遅延や微調整の難しさを、3Dマシンコントロールや自動旋回機能などのICT技術で補完。搭乗操作と遜色のない施工品質を確保する。
・先進の安全支援システムの搭載
ジオフェンス機能による接触防止、KomVisionによる周囲360度監視、衝突検知ブレーキシステムを実装。遠隔地からの安全な運行管理を可能とした。
・将来的な拡張性を担保するSDV構造
ソフトウェアの更新により、導入後も現場のニーズに応じた機能追加や高度化を柔軟に行うことができる。
■遠隔操作システム「Smart Construction Teleoperation」の概要
・実機に迫る操作感の実現
高精細な映像伝送と低遅延通信技術の導入により、オペレーターが違和感なく施工を行える環境を構築。
・遠隔運用の効率化と広域対応
1台のコックピットから複数台の建設機械を切り替えて操作可能。最大6,500km離れた現場での施工実証を完了している。
・多様なニーズに応えるコックピット展開
設置環境に合わせた3種の専用コックピット(インテリジェントサークル、スペースシップ、インテリジェントキューブ)に加え、移動型のモビリティーオフィスタイプを用意。
詳細は、ニュースリリース
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