・揚重判定や工区設定を強化し計画策定を効率化
コベルコ建機は6月16日、クレーン施工計画策定支援ソフト「K-D2 PLANNER®」の最新バージョン(ver.1.6)を6月17日から公開すると発表した。3D-CAD「Revit」(オートデスク製)上で利用する施工計画支援ソフトの機能を拡充し、揚重可否の可視化、工区設定の効率化、データ共有性の向上を図る。体験版についても同等機能を備えた最新版として提供する。
「K-D2 PLANNER®」は、クレーンの吊り荷姿勢を直感的な操作で作成し、その条件に応じた負荷率や平面図、断面図などをシミュレーションできるソフトウェア。3D施工ステップ図をエビデンス付きで作成できるため、施工関係者間の認識共有を支援し、施工計画の精度向上、手戻り防止、最適機種選定、計画時間短縮、コスト低減につなげる。
今回のver.1.6では、ユーザー要望を踏まえた新機能を追加した。
新機能の一つ「揚重一括判定」は、現在のクレーン配置条件において、負荷率上限内で揚重可能な資材を3D画面上で一括表示する機能。揚重可能な対象を色分けして可視化し、クレーン配置や工区分けの検討を効率化する。現場では、従来よりも迅速な施工シミュレーションと計画立案が可能になる。
また、「フェーズ一括割り当て」機能では、箱型オブジェクトで対象範囲を指定することで、工区(フェーズ)設定を簡単に行えるようにした。既存のタスク管理機能と組み合わせることで、施工ステップ図の作成作業をさらに効率化し、施工計画全体の作成負荷を軽減する。
加えて、保存先設定機能も改善した。従来は作成データの保存先が利用者のパソコン内に限定されていたが、新バージョンではクラウドや共有フォルダを含む任意の保存先を指定可能とした。これにより、施工計画データの共有や管理運用が容易になる。なお、同時編集機能には対応していない。
コベルコ建機は、6月17日から幕張メッセで開催される「国際 建設・測量展(CSPI2026)」の同社ブース(東2ホール・2-64)において、今回追加した新機能を含むデモンストレーションを実施する。
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