日本精工(NSK)は10月5日、藤沢工場桐原棟増築の竣工式を開催した。今回の増築により、風力発電や鉄道車輌、鉄鋼設備など、様々な産業向けの大形軸受の生産を拡充する。最新設備を導入し、生産性向上と製品の安定供給を図り、世界中の産業機械の高度なニーズに応えていく。
NSKは、神奈川県藤沢市内の神明地区と桐原地区で産業機械向けの軸受を生産している。今回、事業継続計画(BCP)の一環として桐原棟の増築を行い工場の面積を倍増させ、神明地区から一部設備の移転を行う。最新の自動化生産設備や無人搬送機などを活用し、生産性の大幅な向上、さらには生産のリードタイムの短縮を実現した。
藤沢工場桐原棟は、再生可能エネルギー向けなど環境保全に貢献する製品を生産しているほか、生産活動における環境負荷低減に向けた取り組みなどが評価され、神奈川県の企業立地支援事業「セレクト神奈川100 New Window」に認定されている。
NSKの内山俊弘社長は、「環境に配慮した桐原棟が、藤沢の地に根付く存在となるよう期待している。また今回の増築で、風力発電や鉄道車両、鉄鋼など、様々な産業向けの軸受の生産を拡充していく」と述べた。
<藤沢工場桐原棟>
所在地:神奈川県藤沢市桐原町12番地
増築及び設備増強の投資額:約50億円
製造品目:風力発電機、鉄道車両、鉄鋼設備、建設機械、産業用ロボットなど向けの大形軸受
<増築部・工場規模>
建築面積:12,049㎡、延床面積:14,268㎡