日清食品HD、ハンガリー日清の新工場が竣工

 日清食品ホールディングスは7月7日、子会社であるハンガリー日清(Nissin Foods Kft.、以下ハンガリー日清)の新工場(ハンガリー国 ケチケメート市)が7月6日に竣工したと発表した。

■拡大が見込まれる欧州の需要に向け、高品質な製品を安定的に供給

 日清食品グループは、2016年5月に「中期経営計画 2020」を発表し、「グローバルカンパニーとしての評価獲得」の要件として「時価総額1兆円」を目指している。またその達成のため、海外事業に積極的に取り組む方針。

 同社グループの欧州事業は、1993年のドイツ日清の設立以来、「カップヌードル」や「出前一丁」などのグローバルブランドを中心に、欧州全域に販路を広げつつある。また、欧州発のブランドとして2012年に発売した焼そばタイプの「Soba」も、その商品のユニークさにより売上が拡大している。さらに同社と英国の大手食品メーカーPremier Foods社(以下PF社)との2016年3月の業務提携契約の締結により、PF社ブランドのOEM生産や日清ブランドの販路拡大など、協業によるシナジーも生まれている。

 欧州の中央に位置するハンガリー日清は、2004年の設立以来、生産拠点として欧州地域に製品の供給を行ってきた。今回の新工場建設により、今後さらに拡大が見込まれる欧州の需要に向け生産能力を高めるとともに、世界水準の高品質な製品の安定的な供給体制を構築する。

<新工場の概要>
所在地:6000 Kecskemet,Momofuku Street 4,Hungary
稼働開始日:2017年7月1日
生産品種:カップ麺、袋麺
敷地面積:50,000m2
工場延床面積:17,884㎡
設備投資額:約33百万ユーロ(約41億円)

<会社概要>
会社名:Nissin Foods Kft.(ハンガリー日清)
所在地:6000 Kecskemet,Momofuku Street4,Hungary
設立:2004年4月
資本金:10億フォリント(約4億円)
出資比率:日清食品ホールディングス株式会社100%
事業内容:即席麺の製造、販売
代表者:西森 光之(にしもり みつゆき)
従業員:274名